数軒隣にカフェがあったので、お昼時にお茶だけでもよいかと尋ねると構わぬと仰って下さったので
お言葉に甘えてコーヒーとマラサダ(?)ドーナッツを頂くことにしました。美味しかった。
さて。
卓球部は部費の徴収もなく、お金に関してとても緩い部活です。
もちろん、交通費とか道具のメンテナンスとかは各自都度自分で払いますけど、
選手登録費とか、試合参加費とかは学校の予算とOB会が持ってくれているそうです。
保護者会ではお金の話と、生徒の役職ごとに保護者にも役が割り振られて保護者会が組織されます。
例外もあるのでしょうけど、リーダーシップのあるお子さんの親御さんは一般的にはきちんとされていて
子供の為に骨折りがあっても受け入れて期待以上のことをやって下さる。それで揉めることはなさげ。
そういうところも違うなぁと思います。
2年生が中心になって部が運営され、2年生の保護者が中心になって保護者会を運営していきます。
その引継ぎなどが行われた模様。ありがたいことです。
そして、保護者会の後は保護者向けのコンサート。
新一年生を加えて4曲、各学年で1曲ずつ、最後に2曲愛唱歌を歌ってくれる。
その後、アイドルグループかっていう撮影会を親向けに行います。
まだ新年度が始まったばかりでこれから作っていく3年生がほぼいない新生・合唱部なのですが、
2年生になった生徒たち、去年の今頃から比べると本当に成長した。
1年生もしっかりしているのだけど、確かに去年の彼ら・彼女らを想起させます。
学校で先輩やOBや先生方から薫陶を受けて成長していくのだなということがよく分かりました。
去年は先輩たちのあまりの「よくできる大人」ぶりに、この初々しい1年生が同じようになるとは到底信じられない。
特に娘がこうなるとはとても思えないと密かに思っていたのだけれど、
先輩たちを見習い、洗練されてきましたよ。
いい方向にカッコいいので憧れるんでしょうね。
曲の合間合間に司会が交代で出てきて、曲目紹介とちょっとしたお話、もしくはコントを披露してくれるのですが、
2年生は緊張も見せずにどの子も堂々とはっきりと、上手く伝わるようにやってくれます。
とびぬけて出来る人はもちろん居るけど、出来ない人が居ないというのがなんかすごい。
大人しい子も居るはずだけど、それはそれ、これはこれ、みたいな。
朱に交わればなんとやらで、こうやって高校のカラーが出来ていくのかと思いました。
そういえば、最近娘と展覧会に、久しぶりに二人でお出かけしたんだけど、
電車の中での他の乗客への気遣いから始まって、もろもろちゃんとしろよと私が怒られている状態で
(私もそんなにダメな方じゃないと思うのだが)
高校生になって以降の娘のコミュ力の上がり方をたまに垣間見ると感心することがあります。
ちゃんと学んでる。
歌っているだけじゃない。
娘が軸足を置いている部活と関係者の皆さんに感謝の嵐なのでした。

