カルッツ再び。すっかりご無沙汰しているけど、1年ぶりかな。校内合唱コンクールは名物行事で、平日にもかかわらず、保護者らが開場30分前から列を作ってよい席に入ろうと頑張り
2階席を埋め尽くし、最終的に3階席まで占拠するのです。（推定500人）
お父さん？ めっちゃ来ますよ。
もうはっきり言って、高校行事の開催はふつうに平日だったりしますが
あまりに見ごたえがあるので都合をつけて来る人が多いです。
中学ではなさげな現象。
合唱部は3年生がこの日をもって仮引退するので、中心になるのは2年生。
3つの出番があり、さらに自身のクラスでも引っ張る役割を担うことが多いので
新学期が始まってからは相当忙しい。
全部生徒だけで作るので、合唱指導などは入らないし、
授業も潰さないので、朝練、昼錬、放課後と
時間を作って練習するんですね。
新入生は入学してすぐ準備が始まるので、
大変だと思います。
課題曲と自由曲を2曲選ばないといけない。
課題曲は何とか仕上げたけど、自由曲まで手が回らなかったらしいクラスが
たくさんあった。
自由曲の完成度をどのぐらい上げられるかで決まるかな。
容赦なく順位は全部決められるのです。
ちゃんと合唱専門の先生が呼ばれます。
伝統的に合唱の名門校でもあるので、OBに合唱でプロになる人、けっこういるみたい。
あんまり上手く纏められなかったらしい娘のクラスは３分の２ぐらいのところに落ち着いたようです。
去年どうだったか忘れたけど、今年の1年生は全体的にすごく上手いなと思いました。
2年生押されてる。
3年生はさすがです。音楽クラスなど1クラスもないのにどうしてこんな芸当ができるのか。
もう受験モードになっているはずなのに。
結構な難曲を選んでいるクラスが多いのに、どうしてあんなに上手く纏められるのだろう。
さて一方、こちらは我が家。
朝ごはんにホットケーキを焼いてあげたら、全然食が進まないので
味がおかしいのかと思って何かおかしい？ と聞いたらば
「緊張しすぎて吐きそう。」
と申しております。
なに、大した時間ではないのですが、推定1300人の観客の前でマイクを握り、盛り上げる役を仰せつかって
ガクガクブルブルということだったのです。
前に出るタイプの子じゃないので慣れていない。
前日に演出が変わって
遅くまで司会進行の打ち合わせを仲間としていてあまり寝ていないと思うし。
ちゃんとやれば誰も気にしない。近頃の経過をみていて、できそうだと思うし。
恥ずかしがって引いた感じになったりしたら逆にあのみっともないのは誰だとなってしまうから
思い切って頑張るしかないよ。上手くやる自分を思い描くんだ。
親も緊張する。下手を打ったらどうやって慰めようかと思うじゃない。
結果的に、君のどこが3軍なのだ？ という堂々たる司会で乗り切りました。
振り切ってた。ここに来て娘は憧れの先輩たちに倣ってA校生になったのだと思います。
あの仲間になりたいと思ってこの学校を選んだ。
運命だったのかもと思います、合唱部。
娘曰く今日の3つのダンジョンを乗り切って、
クラスはともかく、個人的に少しでも自信がついたらよいのにと思います。
