若い世代にとってそういうキャラ分けみたいなものがとても重要な事らしく、
娘が中学に上がったぐらいからこの区分けにずいぶんと執着があるように見受けられたことを
私はじっと見守っておったのですが…。
娘の仲間、K君のママから聞いた話。
K君は入学当初、一軍(一般的に一軍は陽キャ)の仲間に誘われて一緒に行動していたのだけれど、
「A高校の女子、顔面偏差値低いよね。」
という仲間の言葉にムカついて一軍をやめたそうだ。
K君、大人。
「Kは本当にいい奴だな。顔面偏差値がどうのって出会ってすぐの相手に言えちゃうそいつは、一軍陽キャじゃなくて、ただのDQNなんだよ。そんな発言がどこから漏れるか分からないのに、軽率過ぎない?」
というところから始まって、
娘の最新の知見について真夜中まで語られてしまった。
新しい定義(要約)。
陽キャとは、明るく常識的で模範的。真面目で清く正しく美しく、面白味には欠けることがある。
真の陽キャが高校にはとても多い。尊敬すべき人たちだが、かれらはそこから外れている人は、
ネガティヴな意味で「変な人」と感じるらしい。
陰キャとは、おとなしいというよりは単純に喋ってはいけない人種。
なぜなら、腹の中で黒いことを考えているのでそれを口に出してはいけないから。
彼らが「変な人」と言うと誉め言葉。陽キャと陰キャは違う人種だが優劣はない。
DQN(ドキュン)とは、陰キャなのに陽キャになろうとして失敗した奴。
陽キャ然として陽キャに交じっているが、観察していれば簡単に見分けがつく。
明るいふりをして陰キャを見下し、感じが悪い。聞こえるように悪口を言う。
盛り塩をして避け、社会から締め出すべき人種。(なんか嫌なこと、あったな?)周りにあんまり居ないけど、皆無ではない。
中学まではDQNが陽キャとされる人の大半を占めていた。それが陽キャが嫌だと思っていた理由。本物の陽キャは感じがよい。
要約するとこういうことらしいが、あくまで娘が考えている私見であって、本当はどうなのかは分かりません。
中学の時は定義について尋ねた時、具体的にこんなにいろいろ出てくることがなかったのだけど
高校生になって考察が進み、言語化もできるようになったみたいです。
お察しの通り、娘は陰キャ自任。
だから、陰キャの目から見た世界なんでしょうね。
ただ、部活の仲間には陽キャだと誤解されている部分があるそうで…。
同じクラスになった部活仲間に、
「ひょっとして、人前で発言するの、苦手?」
と驚かれてしまったそうです。
だよね。親の私でさえ、四六時中陰キャで居る娘は想像しづらいんだもん。
家では歌って踊って、めちゃくちゃ明るいやん。
深い精神世界を持っていることは分かるけど、それは陽キャか陰キャかの違いはないのでは?
二通り(三通り?)に分けること自体に無理があるっていうか。
陽キャから見たら、
陰キャは何を考えているか分からない。軽い挨拶にも塩対応の礼儀知らず、
ぐらいの定義が出てくるかもしれない。
「変な人」の定義と価値観が違うっていうのは目から鱗です。
確かに、人によって「変な人」は貶し言葉だったり誉め言葉だったりする。
私にとっても「変な人」は誉め言葉だから、本質的には陰キャなんだろうと思います。
半世紀生きてきて初めて自覚した。
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