2025年10月30日

育児終了が見えている

20251023.jpg強歩大会で生徒全員が中継地点を通り過ぎた後、私はドリンクのお片付け班として先輩ママと一緒に高校に戻る。

任務完了した後、13時半ぐらいだったので
お腹が空いたからその辺でランチしませんかとお誘いし、二人で定番のカレー屋さんへ。

先輩ママは3年生男子のママ。
上には大学生の息子さんがさらに居て、
長男さんが通った私立高校はいわゆる「面倒見のよい」おそらく進学校だったのだと思う。
2年生までですべての行事はおしまいで、3年生はお尻を叩かれて勉強、勉強。

それに比べて次男さんのこの高校、
対極にある「面倒見の悪い」高校で、進路面談すら夏休みに1回あっただけであとはご自由に、という雰囲気。

数多く持っているはずの推薦の情報は親には非公開。
公立推しです、必ず共通テストを受けてください、みたいなスタンスらしい。
慶●の推薦が残ったという噂あり。
全然進学実績を稼ぐ気なんかない。
他の学校が二番手、三番手の子に推薦を回して進学実績を荒稼ぎするのと全然違います。
面倒見が悪いにとどまらず、3年生がガチで毎月行事に奮闘する。

だいたい分かっていて選んだので文句はないっていうか、まあこれでいいとは思っているけど。
しかしこれほどまでとは(笑)。

「行事ごとに、ああもう終わるって思うの。」

こんなに三年生が行事ばかりの高校は滅多にないので、一般的には1年前倒しでそうなるかも。

確か先週は探求授業の発表イベントをやっていたしね。

3年生、まだやってるの!?
て思ったんだけど、来年はやきもきする側に回るわけで。

だけど、だけどよ。
きっと来年は一つ一つの行事が愛おしいんだろうなぁ。
私も終わるもん。

子育てそのものがね。

「子供が二人ともいなくなっても、夫の為だけにご飯を作れるかなって…」

それな!
この問題、私だけじゃないと思ってちょっと嬉しかった。
posted by さと at 21:11| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 育児 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年10月29日

強歩大会 2025

20251022_2.jpg今年は1週間延期で強歩大会が実施されました。

去年に続いて中継点でドリンクを配布する係をしたのですが、
今年は少し予算を多くしてもらったので麦茶が買えることになり(笑)、
手配をしてくださった方の交渉力と企業さんのご協力でなんと、
ドリンクを冷やすための業務用(?)クーラーボックスと氷の無料提供が!

ちなみにこの素敵な企業さんはキリンビバレッジさん…とヤクルトさん。
どういう関係かいまいちわからなかったが…。業務提携とか?
とにかく本当にありがたいことでした。お祭りとかでも頼めそうじゃない?

毎年常温の水を配っていることを知っている3年生たちは、

「冷たい!」
「麦茶だ!」

とすごく喜んでくれて、本当に嬉しかった。


20251022.jpg川沿いにある高校なので、高校から土手を出て河川敷を歩いてきます。

約20q下流のお寺へ合格祈願に行く行事。
生徒数はだいたい810人で、おやすみするのは50人ぐらいかな?

この中継地点で東京側に渡ってきます。
毎年のことなので、河川敷で手を振るおばちゃんたちに優しく手を振り返してくれる高校生たちなのです。
先生たちもよく言っているけど、
基本的にここの高校生たちは大事に育てられている割合が高いので、
よく言えばおっとりとよい子が多いのです。

親に写真を撮らせてあげるのはファンサだと思っているレベルで家庭に恵まれている人が多い。
だから礼儀で手を振ってくれる。

20251022_3.jpg私の中では今日の一等賞はこの子たち。

何をしているのかと思ったら、
ダメージジーンズ制作中なのだそう。
イケメンなのにジーンズだけでごめんだけど、これが一番インパクトがあったかな。

新手の探求活動かと思った。

ダメージジーンズってこうやって作るの!?

もう10q引きずって歩いたら原型をとどめていない気がするよ。
特に前の方の子が引きずっているジーンズ。


今日は、暑すぎず寒すぎず、天候に恵まれてとてもよい強歩日和でした。
とっても楽しかったです。
posted by さと at 22:27| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 育児 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年10月24日

日常に予備校が加わる

今日は曇り後晴れの予報なので薄手の夏布団を洗濯した。
洗い終わったころ、普通に雨が降ってきた。予報外れた!!(10月だから仕方がないが…)
昨日、気象庁のアプリを信じようと思ってキキクルをインストールしたばかりなのにこのオチよ。
雨が止む予想時間がどんどん後ろへずれ込んでいく。
もはや本降りで止むそぶりもない。全く、どうしたものか。

さて、1週間に8回ぐらい部活をしていて、週1でアトリエに通う娘。
本人にとって大きな決断。何一つ辞めずに予備校を上乗せしましたが…。

アトリエの日以外は毎日行っている。
母は静観。予備校が上手く言ってくれるはずなので、勉強のことは何も言わない。
朝、晩御飯は必要か必要ないかだけ聞いている。
朝ごはんに出来る範囲でバリエーションをつけて、
ちょうど寒くなってきたので、昼ごはんにスープジャーで野菜スープを持たせる。
晩御飯をおにぎりとかで済ませているのでビタミン・ミネラルを朝・昼で取らせなくては。

行けないとなったら家で講義を視聴しています。
つまり、行かないでどうにかすることもできます。

部活終了が19時なので、帰り路に予備校に寄ってスナックルームでなにかを食べて
2時間前後、勉強して帰って来る。
オーバーワークではないのかと、やり始めたらやり始めたで心配になって
気が変わったらなんか出来るからいつでも帰ってくればいいし、と口走ってしまう。
娘は今日は行かないといけない日なんだ、と飄々と出かける。

そもそも、私がダメな母で、娘は自制心を持った立派な大人なのだと思う。
いつも、一定なの。
気持ちにむらがないから全部同時進行で進められるんだろうなって思う。

やり切れない日があるみたいで、帰ってきてから
「間に合わないからテストだけでも受けておかなきゃ!(←テストをクリアしないと前に進めることが出来ない。)」
と続きをやり、やり終えると絵を描き始める。

「2週連続で美術の授業がなくて、代わりの授業は結局自習で、すごくつまらない。」
確か、油絵を描いているはず。油絵道具を一式、学校に持って行っているもの。

来年美術の授業がなくてかつアトリエを辞めてしまったら、生きていくのが辛くなるのかも…。

とはいえね。大学受験は高校受験と難易度が全然違うので適当なことをしたら後悔すると思う。

アトリエ、今ちょうど作品の切れ目で辞めるならこの辺だからと思ってどうしたいのか聞いたけど、濁された。
もう1作品行きたいと思っているのかな。半年に1作品しか出てこない人だけど。

大学生か社会人で復帰すればいいだけの話だと思うのだが、
定期的に描いていないと死んじゃうレベルで好きみたいだ。
職業にすることは出来ないが「好き」っていうのが一番幸せな「好き」かもしれないから
あまりいろいろ言えない。
人はそんなに効率よく生きられない。アソビの部分があってこそだしね。

これで週末、朝から晩まで卓球の試合。
1日も休まず、また月曜日が始まるのです。
母、そろそろ慣れればいいのに、ちょっと心配すぎて「寝なさい。」しか言っていない気がする。
posted by さと at 20:10| 神奈川 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 育児 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年10月14日

修学旅行へ飛び立つ

20251013.jpg←北海道は快晴みたい。

2日間の巣ごもりを終えて体調を整えた娘、今朝4時起きで羽田に向かいました。

「隣の子が勉強してくれたら音取り(合唱の準備)ができるからいいけど、おしゃべりしたい子だったらできないなぁ。」

勉強する子がデフォルトっていう…。それに引きかえ、娘は音取りって…。どこでも合唱だな。もはや何も言うまい。

そういえば、自分の気に入りの洗顔料からローション、乳液、整髪料、もろもろ一式をボトルのまま持って行こうとしていた娘に、はたと思う。

機内に液体を持って入るの、制限があったはず。そんなにたくさん持ち込めなかったような…。
ペットボトルのお茶も飲み残しを捨てる場所があったような、なかったような。ちょっと調べてみて。

「100ccだって! 整髪クリームも液体扱いみたい。」

やっぱりか。なぜ大きい荷物を作っている時に気付いてやらなかったのだろう。そこで詰めていれば特に問題なかった。予備は一つずつあるのに。母、反省。

「スプレーの機内持ち込みが禁じられているんだよ。それで、”ケープ”が持ち込めないのは困るって結構みんなが言っていて。
時間差でいいからコンビニに寄らせて貰えないかなぁ。」

いや、時間差でも270人の高校生がコンビニに入ったらイナゴの大群扱いになると思う。
先生的にはむしろそれだけは阻止したい事象。

う〜ん、旅行用の小さいのを見に行こう。

ドラッグストアが閉まり始める時間なのでスーパーに行く。
コンビニでもいいけど、なんとなくね。
それで、100ccを計算しながら小さいワックスや洗顔料を選ぶ。

それを透明バッグに入れて、出せと言われたらこれを見せる。
多分何も言われないと思うけど。規定内だし。


「なんか、大人になって楽しみすぎて眠れないっていうのがいつの間にかなくなって寂しい。」

「大人になって」というセリフに若干の違和感があったことは言わないでおく。

眠れる方がいいと思う。たとえば私みたいな50すぎたおばさんが
楽しみすぎて眠れなかったの〜、っていつも以上にすごい顔して朝起きてきたら、ちょっと嫌じゃない?

「確かに。」←否定しろや。

どこかで大人にならなきゃいけないんだよ。

結局楽しみすぎてワクワクでというより、寝過ごしたらどうしようという方が勝ってあまり眠れなかったらしい。
どっちにしても子供やん。

20Lリュックにあれやこれやと詰め込んでいたので、こっそり持ち上げてみるとすごく重かった。
何が入っているんだろうと思ってこっそり見てみたら、テキストが入っていた。
勉強するんや。熱出して呼び出しとかは本当にやめて欲しい。
posted by さと at 21:00| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 育児 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年10月10日

予備校の費用

20251008.jpg後ろに60L縦型、前に30Lのリュックを担ぎ、抱っこし、迷惑を掛けないように早い時間に出発して学校へ向かった娘。学校から大きな荷物を北海道に送るそう。普通に学校の授業もあるので30Lのリュックは授業用。
どうも30分かけてその状態で駅まであるいたらしい。
昔は(←中学1年時、7qx2、同じリュックにキャンプの荷物を入れて山道を歩いたことを言っている)苦労したけど、今は大して重くないよ、とか言っていたけど…。
荷物の方が本人より大きい女子高生が歩いているのを目撃したら、みんなぎょっとすると思う。
リュック前後で真ん中に入っている本人、薄っぺらいからな。

修学旅行の同室の子はどんな子なの? と聞いたらば、
最初に娘がその子に関して言ったこと。
「吹部と水泳部の兼部。」
うわ、二人で部活入部率200%。しかも全部ガチ部活。ほんと、こういう子しか居ない学校のような気がしてくる。

さて、最近娘が入った予備校の三者面談。
今回の塾の面談は、新3年生カリキュラムが11月から始まるということなので、受講科目の確認などなど。

大学受験は街の個別塾というわけにはいかないので
最大手にシフトし、ここぞとばかりに課金に転じた(笑)。

娘は塾に拒否感を示して小学生の間は家庭学習、中学では週1〜週2で街の小さな個別塾、
中3の最後の方は塾の助けを借りて頑張ったけれど、高校生でまた塾は拒否。高校まで全部公立。
教育産業の敵ではないかと思うほど、
費用対効果抜群のパフォーマンスで首都圏の子にしては比較的お金のかからない感じでしたが、
やっと行かせて下さいと言い出したので、課金のタイミングが来た。

予備校は林先生で有名なとこね。
基本的には映像授業で決まった時間に行く必要はないので
ガチ部活兼部の娘にはここしかないだろうと思った。
(映像授業を扱う予備校はたくさんあります。)

オンデマンドの映像授業だからって家で勝手にやっていればいいというわけではなく、
できるだけ毎日来てください、というスタンスであります。
週に1度は計画を立てる日があり、スタッフさんと面談して、アドバイスを貰うような形みたい。
担任の先生も居て、娘にとって心強いであろうと思います。
みんな勉強しているし、悩みがあれば誰かしらに相談できるから、通塾できるのはよいと思います。
学校のまあまあコアな友達も数人いるみたいだし。
今日はKと一緒に行った、Nちゃんと一緒に帰ってきた、とご機嫌であります。

夏休みにお試し講座を受けてから、本格的に新3年生授業を始める前段階として
数TAと生物の基礎講座を取っている娘。
担任の先生がおっしゃるには、その忙しすぎる合間を縫ってかなり頑張っているそうで
勉強量としては合格点に達しているのだそう。
最善は尽くしていると私も思う。

本人の前で言えないことは電話で先生とお話してあるのでお話を聞くだけ。

カリキュラム自体は作ってもらっているものの、それをどうやって目標の期間にやり遂げるかという
計画の立て方や修正を見て貰えるというのはよいシステムだと思います。
なにせ、部活が主な活動で、7講座各20章を隙間というべき時間で半年以内に終了しなければならないのだから
適当にやっていると到達不可能だと思う。

きちっと講義をこなして全範囲を春の間にインプットして、夏から指定された過去問に取り組むと
自分の解答結果と志望校の出題傾向からAIが最適問題を選出して自分仕様の受験対策問題集が出来上がり、仕上げをするという
何ともハイテクなシステムで、ほぇ〜。もうすごすぎます。

で、仕組みはすごいけど、それについて行けるか行けないかは生徒次第。
やればやるほど精度が上がるということらしいのでやらなければ意味がないわけです。
授業を受ければいいだけではなく、復習を頑張らないと確認テストになかなか合格できないので前へ進めない。

面談中に先生が資料を作りに離席されている間にゴニョゴニョ話したら、
数Tよりも生物の方がクリアするのが難しいらしく、手こずっているのだそう。
「一問一答的な問題集があると復習しやすそう。」
と言っているので忘れないうちにその場でポチっておく。

費用? そこが一番知りたいですよね。予想では、3年生は受験までに150万は見ておいたほうがよいかなと思います。
ここ、首都圏なので相場的にMaxだと思います。地方には地方の相場があるのではないかと思いますが、ちょっとそこまでは分からない。

3年生になるタイミングでここに入れた先輩ママたちから聞きだしたけど、最初に130万請求されています。
全く接点のない、3人の先輩ママから聞いたけど、全員から初期費用130万という数字が飛び出しました。
時期的に全額一括になったのだと思う。
ビックリした〜!ってみんな声を潜めて言っているけど、みんなトータルコストを調べずに予備校に入れちゃうのか?
太っ腹すぎる。そっちにびっくりした。

これは多分、受験範囲の知識を入れるために11月から6か月のインプットの講座を頑張ってクリアしないといけないから、
3年生カリキュラムに入ったら、いつ入塾しようとかかるお金はそんなに差がないということだと思います。
2年生の10月以降に入れる方が、分割で払えて気分的には割安に思えるってことですね。
それに心の準備も出来るから、ここがよいと思っている人はこのタイミングがねらい目だと思います。
夏休みの無料夏期講習から入れてしまうと(これ私)、10月までの隙間時間にいろんな費用が発生して、
なんとなく取り返されてしまう仕組みになっていた(笑)。
まあ、本人がそれでやる気になったから全然いいんだけど。
本人さえやる気があれば、早いに越したことはないと思います。
posted by さと at 16:25| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 育児 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年10月05日

正しい親の条件

20251005.jpg棒ほうじ茶が欲しかったので、数年ぶりに買ってみた。

実は、「茶のみ」という金沢のメーカー(?)の棒ほうじ茶に感動して定期で買っていたのだけど、購入先が取り扱わなくなって、自らお取り寄せするのが面倒くさくてそのままになっていました。

で、紅茶を主に買っているお店ではたと思いついて
棒ほうじがあるか聞いたら出してくれたので買ってきた。

結論。
「茶のみ」↓ の圧勝。
金沢のお茶だから、やっぱり専門店は強いのね、ということに私の中ではなりました。
面倒くさがらずに買おうかなとちょっと思っている。

お茶類って全然味が違うよねぇ。

さて、予備校の保護者説明会に行った話はしました。

こういうところでは宗教みたいに信じてついていける人が強いと思うんだけど、
常に斜めにしかものを見られないので素直に呑み込めなかった。

これだけじゃないんだけど、例えばね。

「身近な大人を見て生徒は育つ」わけだから、
「努力することの意義を正しく伝える」ため、

「誰かのために時間を使う事や人ためになにかをすることが仕事。やりがいがある。」
という態度を親も身に着けろということらしい。

そんな立派な親がどのぐらいの割合で居るんだろう。
親とはいえ、99%はただの人だよ。
もちろん子供のためによりよく居たいとは思うよ。思うけど、完璧な人なんかいない。

普通は「仕事は大変なもので、生活のためにする」んですよ。それで一生懸命子供の為に時間もお金も使って尽くしているのに、
✖(バツ)ってつける? 親への配慮、足りなくない? 
性格のいい人を苦しめるからやめたほうがいいと思う。
十分立派でしょ。✖はないわ。

実はさっそく心証がよくなかった。

で、最後が例の、どれだけお金がかかるかの説明で、

親御さんにはすごい金額を払ってもらうということを説明したうえで
生徒の覚悟を確認してから三者面談をお願いします。

という説明だったと。
が、すでにその説明、嘘だろと思った私は素直に書いた。

「すでに面談の予定は決まっているけれど、
子供に覚悟があるとは思えません。本当に話してくれたのでしょうか。」←マークされるかもしれない親。

とりあえず、覚悟させるのが一番の関門で、一般的な親は思春期の子供を感動させることなどできないのだから、
やってみるだけやってみて欲しい。他人にとっては親より子供の方が簡単だろう。

娘、今日呼び出し食らって、覚悟するように詰められたそう(爆)。
やっぱり順序逆だったでしょ? 慌てて呼び出したのでは、と勘繰る母。

でもいくら金額を高校生に見せても
本当のこと言ってまだ想像できないだろうなって思う。
お金の見当がつくようになるのは自分で働き始めてからだと思う。
こんなすごいお金を出してもらっていたんだって気付くの、ずっと後。

依然、覚悟が出来ているとは思えないのでした。
まあ、そんなもんよね。
posted by さと at 22:31| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 育児 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年10月03日

本当によい先生

20251003.jpg←頂いた茗荷の甘酢漬がたまらなく美味しかった。ごちそう様でした。

さて、娘の文国(文学国語)の先生が長期おやすみとなり、代わりの先生がいらしたそうです。

ちなみに、私の頃は現国と古文・漢文の2科目だったと記憶しているのだけど、
現在では国語は↓だいぶ細分化されている様子。

2年生は文学国語と古文探求をするようですね。

ちなみに、今までの先生は若くて美しく、美しい人を賞賛する生徒たちは
国語の時間は目の保養、と思っていた節があったのだそうです。

しかし、新しい先生が最初に来たクラスの子が言うには、

「オジサンの嫌なところを全部詰め合わせたような先生だ。」
と憤慨していたので、娘、戦々恐々でその日をお迎えしたそうです。

20251003_2.png第一印象。
「ハ●ワシ。でも飛べなさそう。」←デブで禿って意味だと思う。若い子は残酷だ。

最初の授業では70分中、65分が先生の自己紹介で、さらに気まぐれにそれについて感想文を書いてくるように! という宿題が出たそう。

他クラスでよよと泣き崩れ、同情と失笑を買ったそうです。
そして週末を挟んで月曜に登校しようとして考える娘。

「こまったなぁ。作文の期限はいつまでだったんだろう。ひょっとして今日までかなぁ。」
↑週末忙しすぎて宿題どころではない人。

で、しばらくたってから、
そういえば文国の先生はその後、どうなの?

「うん。次の授業でね…」

何等かの対話があった末に、「お前たちは教養がなさすぎる。これから図書室に行くので皆1冊借りるように。」
というお達しが出て、図書館に行ってそれぞれ本を借りたそう。娘は東洋哲学の本を借りたそうです。
これからは授業の最初の5分は本を読む。

先生、まともやん。本質が分かっている。
「そうなのよ。私、あの先生(飛べないハ●ワシ)がけっこう好きみたい。」

世の中にはしたり顔で、本を読んでも成績には関係ないとわざわざグラフで説明する先生が居るけれど、
数字で何でも測れるわけではありません。その人の内側に広がる見えない宇宙は教養が決める。
経験はもちろん大切だけれど、ある程度の読書量に裏打ちされると思うの。

分からない人は分からなくていいけど、分かる人には分かってしまうと思う。
コミュ力とかも大事なんだろうけど、チャンスを拾える人は、分かる人に分かってもらえる人だと思う。

5分は少ないと思うかもしれないけど、とにかく5分本を読めば、続きは読みたくなるのです。それなりの素地のある子であれば。

本当にいい先生というのは、若い子たちの内側を耕すことを促せる先生だと思う。人生へのインパクトが違うのです。

積読だけではなかなか読めなかった
哲学の書をまた毎日寝る前に読み始めた娘。

早く寝なさいよ。

だけど、またよい人に出会ったのだと思うと、母は嬉しい。
posted by さと at 21:16| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 育児 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年09月28日

見た目を変える自分探し

20250925.jpg娘は大のオムライス好きで、近所のオムライス専門店、「ぽわるぅ」さんをいたく気に入っています。

オムライス専門店でやっていくのはとても大変だと思うので、
思い立ったら食べに行く娘。
「応援して成り立つようにしなくちゃ。」
とファンの気合十分。どのぐらいファンかというと一人で晩御飯に入るぐらいの気合です。

夫が釣りに出かけていたので、昼から娘は予備校へ、母は高校へ。
というわけで、お昼ごはんは「ぽわるぅ」さんに行こうか?
と誘ったらとても喜んだ。

休みの日はお化粧に余念がない娘。予備校に行くのにばっちりフルメイクなので
母としてはそんなことをしている1時間を勉強につかってはどうかと思わないでもないけれど、余計なことは言わない。

お化粧の技術は遅かれ早かれ大切になる。
みんな違ってみんなよいのには賛成するが、
本当に造形が美しい人など一握りどころか一つまみぐらいしか存在しないのだから、
ここでカバーできると人生が変わる、可能性はある。

むしろ大学よりメイクの道に進んではどうかと思うけど(娘はビックリするほど化粧が上手い)、
居なくはないと思うけど、DNAの配列が美しいと感じ、哲学に憧れる娘は
そっちへ行くとただの変人だから気の合う同志を見つけられないだろう。
人は他者との関わり合いで人生を充実させていくのだから、身を置く環境が合っている方が楽に決まっている。
と母は思う。何事もやってみないと分からないけれど、安易に勧められない。

20250925_2.jpgそれでオムライスを食べている間中、娘の涙袋の本物かという出来栄えを賞賛して気分よく過ごさせることにした。

←ちなみに、和風ソースのオムライス。
ソースの種類がいくつもあるので制覇を目指しているけれど、今のところお勧めはイカ墨です。
人に会う前は勧めないけど。おはぐろになるから。

見た目を変える冒険で自分探しをするのは若い子には楽しいこと。

高校の体育祭では3年生のみ、4日間だけ髪染めやモヒカンなどの、伝統的に日本ではいけないとされていることを
してもよいことになっていたそうです。伝統的に高校の体育祭はそのような取り決めがあるらしいのですが、
去年はタカ派の校長先生で認められず、染められなかった。
(大変な抗争になったにもかかわらず、素直に誰も染めていなかった。合掌。)

今年も3年生は校長室へ押しかけて交渉した結果、髪染めOKに戻ったらしい
この辺りは先生方の考え方がいろいろあって、体育祭などする暇があったら勉強しろと思っている先生から
若い者はええなと思っている先生までいろいろです。
3年生の交渉にすべてがかかっている。

それでですね、4日の間に髪を染めて本番を終えたら黒にもどさなければならないわけですよ。
その日をワクワクしながら楽しみにする可愛い高校生たち。
染める色(組によって規定があるらしい)がピンクだったりすると、ブリーチを2回して、さらにピンクに染め、
その後黒に染め直す。ちゃんと約束を守るからOKが出るので、違反する人はあまり見かけないそう。

人によっては頭皮がボロボロにはがれ落ちてお母さんが枕を見て悲鳴を上げるという大惨事になるらしい。
しかもかかるお金は4日で2万円以上。

あんまり娘に許したくない。頭皮を痛めたら大変だ。痒いだろうし。

モヒカンにして、最後にバリカンで刈る方法に一票。
あ、男子だけしかできないのか。
ラベル:高校生活
posted by さと at 21:00| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 育児 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年09月22日

お金の受け渡し

20250920.jpg←新潟土産にこれが欲しかったのに買い忘れた。

公休で新潟へ行った娘、こそこそ出てこなかったので、クラスに公休で新潟に行ったことは知られていた。
こそこそ出てこなかった状況はなんとなく想像がつくんです。同じクラスの仲間が一人居て、
これがリーダーシップのある明るいしっかりさんなので、娘は頼り、乗っかるんだと思う。

おそらくは彼がクラスのみんなにもお土産買って帰る?と提案してくれて
そうしよう、と乗っかったのだと思います。

で、折版してお土産を買うことにしたのだけど、その時細かいお金がなかったので
後で払うことになっていると。

ちゃんとぴったり揃えて準備できてる?

「うん。大丈夫。」

クラスの友達の為に買ったお土産の代金を
人が見ているところで財布から引っ張り出して相方に払うのは見苦しいから
袋に入れてさくっと渡しなさい。

だいたいそういうことを言うと反発して言うことをきかないんですが、
私が言っていることがわかるようになったみたいで、

ほれ、と渡した可愛いポチ袋を持って行った。
ちゃんと使ったのかどうかは分からないけど。

他の人が財布から引っ張り出して私に払ってくれるのは何とも思わないんだけど、
ここは人によってはすごく見ているところなので、敢えて丁寧にやることを娘には教えておきたい。

集金する立場になることってあるじゃないですか。
私も結構そういう機会はあるんだけど、いろんな人がいるってお金の支払い方一つであるんですよ。
私はそんなに気にならないんだけど、

「あそこで人間性が出るよね。きちっと封筒に入れてぴったりで出してくれる人から、
おつりある〜?って財布から引っ張り出す人まで。」

↑知り合いの言。

私は別に、おつりある〜?でも払ってくれれば何の問題もないと思うんだけど、
人間性の問題って思う人が居るんだから気を付けた方がいいと思っている。
特にお金に対する態度っていろんなところでその人の信用となって出てくる部分だから
いつもはゆるゆるでも、お金のことだけはちゃんとした方がいい。

で、みんなお土産を喜んでくれた?
「うん。好感度を金で買った。」

まあ、それも信用に繋がるであろうということで。
posted by さと at 22:34| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 育児 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年09月04日

学校へ行こう

20250903.jpg髪を染めてもらっていて思ったんだけど、私、ゴーテルに似てる。美人という意味ではない。
←ゴーテル、本当は老婆なので白髪まじりで登場してラプンツェルの魔法で若返るんだけど、染めてもらう課程がなんとなくラプンツェルのその場面と重なるなぁ。

さて、9月の新学期前後は学校が辛い子に、登校しないことを呼びかける善意の運動が起こるみたいなんだけど…。

「学校に行くな、何とかなるだろう。」は部分的には同意するけど、
学校に行かないその後の受け皿や選択肢が極めて少ないことを考えれば、
可能であれば行く方向で、と思います。
学校へ行こう。

最近、「新体力テスト」というのが返されて、基礎データや体力テスト、生活習慣などの結果を分析してアドバイスをくれるものなのだけど、
高校2年生女子(全国)は「学校生活は楽しい」と答えた人は53%だった。

まあでもそんなものかなぁ。
楽しくはないけど、居られることは居られるぐらいの人が多いのかな。
それを思うと学業不振(=不登校のとても多い原因の一つ)を気にも留めないふりをして、
「熱中しているものがある」「学校は楽しい」と解答している娘に私はラッキーな親だなと思うのであります。

学校が辛い子も辛いけど、親も子供が辛いととても辛い。
しかもそれを子に悟られてはならないのでますます苦しいことだろうと思います。

中学生のお子さんを持つ友人が不登校気味で悩んでいるんだけど、
それは原因がはっきりしていると思われます。部活なんですよ。
理想の自分と現実の自分のギャップを受け入れられないし、
先生は怒鳴るし、やりかけたことを辞められないと思う葛藤で
部活のことを考えるとじわじわお腹が痛くなって学校に行けなくなるの。
部活を休むって決めたら、学校に行けるみたいなの。

ちゃんと専門のお医者様にも相談したそうで
親として打つべき手は打った上で、
おそらくそうであろうという結論になっているらしい。

主原因が部活で、原因排除が可能。これは救えるんじゃないか。どうだろう。そんなに甘くないのかな。
長期で部活を休んでみるとか、若干強制になってもやめさせたりして原因と距離を置かせるべきではないかと思います。
そりゃ多少の挫折感は残るかもしれないけど、背に腹は替えられないと思う。
たぶん、合わない恋人と別れた後みたいに
最初は悲しくてもだんだん元気になると思うんだけどな。
部活のせいで出席日数が足りなくなったら本末転倒だから。

友人も部活をあきらめていないのかもしれないと思いました。
今まで使って来た時間や努力を思うと捨てがたい気持ちがどこかにあるのかも。
ここまで彼を苦しめているのは合っていないんだろうなぁ。
少しでも前向きになれるようにと配慮からの言動なのだろうけど。
親の気持ちが子供を知らずに追い込んでいることもあるかもしれません。

親だけで悩みを抱える子供と向き合うのはとても難しいのだと思います。
いろんな思いがあるから、主観抜きではなかなか見られない。
理想を捨てられない気持ちもわかる。
悩み事はできれば複数の人に相談して、いろんな視点で考えて貰えた方がいい気がします。

出席日数が足りないよりは部活をやめた方がよいし、そこに期待していない高校の方が多いと思う。
彼の担任の先生は生徒の最善を提案してくれる先生だから、
心配しないで部活をどうするかも含めて相談したほうがいい。

「部活で怒鳴るって良くないと思います。」
と、担任の先生は親身になって考えてくれるそうですが、
どの口がそれを言ったのだ? まさか無自覚?
親からも生徒からも信頼の厚いこの先生、
恐ろしいことに、部活になると豹変して怒鳴ることで有名だった。

部活って勝負事なので熱くなりやすいのかも。
誰も自分のことは客観的には見られません。

娘と入れ替わりの学年だから先生の情報もある程度持っている。
悩んでいるって知ってたんだから担任が変わる時に声をかければよかった。
進路の希望を聞く限りでは、今すぐ立ち直らないとかなり厳しい。
どうかどうか、あと半分、楽しい学校生活を送れますように。

学校へ行こう。
posted by さと at 21:00| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 育児 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年06月26日

背表紙を見せて!

20250623.JPG

えの木ていの素敵なクッキー缶を頂く。

焼き菓子好きは私だけなので独り占めだ!
と思ったけれど、あまりの可愛さとフロランタン欲しさに娘が勝手に食べるなと言う。

だけど例によって帰ってこないので、いつ食べるの…? もう食べちゃおうかな。
土日も試合で居ない予定。

今朝、自分で気付くと思ってずっと言わなかったんだけど、どうしても気になることがあって指摘する。

デスクの棚に背表紙を奥にして教科書を突っ込むのはやめなさい。忘れ物をする元になる。
(たまにじゃないの。必ず背表紙が奥になっている。想像できます? 背表紙が奥の本棚?)

「なんで? 本の厚みでどの教科書か分かるし、忘れても学校に貸し出し分があるから大丈夫。」

いや、そういう問題では。
厚みで予想して教科書を取り出すとか、なんでそんなにまどろっこしいの?
そんな癖をつけたら将来的に困るから。

本棚の本は全部背表紙がこちらに向いていて一目で本のタイトルが分かるようになっているよね?
逆に入っている本棚なんか見たことある?

それでも、困っていないと猛反論する娘。
言い争っても仕方がないので、おかしな癖をつけるのはやめて欲しいと強く申し入れておく。
とりあえず反抗したいだけかもしれない。そう思いたい。

本を背表紙から突っ込まない、は私の「こだわり」でもないと思う。
例えば洗濯物はこう畳むべきとか、何通りもある方法の一つを絶対視されるのが嫌なのはわかるけど、
本を背表紙から突っ込むのはないわ。多分ない。

大人なんだから手前に背の低い本、奥に背の高い本を背の順に整然と置いて(というのは棚は机の右横についている)
一目瞭然に奥まで見渡せるように教科書を戻すべきと思ったが、それは私のやり方なのでそこまで言うのはやめた。
グループ分けする可能性も高いと思った。
国語は国語、数学は数学で固めて本の高さはバラバラになるかも。

背表紙から突っ込むな、から言わなければならないのは困ったもんだ。
そんなこと、ある? 

うちの子、天才なのかなぁ。たまに理解が難しい。
posted by さと at 08:41| 神奈川 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 育児 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年06月07日

3つ目の不運

20250607.JPG←学食デビューした。最初で最後になるかもしれない。

高校生があまり来ない時間に「学食わ〜い」とお邪魔したのですが、
3年生は空きコマがあって早弁に来ている子が居ます。

母娘の間でイケメンと噂しているC先輩の遠目ではない本物を見た(←見分けるおばちゃん、恐るべし)!
なんかいいことありそう。

さて、自転車通学の人の自転車を整備士さんたちにお願いして点検してもらうというミッションがありました。
ざっくりと16%の生徒が自転車通学のようです。

去年も参加していたのですが、3年生の自転車は本当にどうやって学校まで来てお家に帰るのだろうと思うような
壊滅的な(ブレーキが効かないとか、サドルがないとか)ものがあって怖かった。

学校に馴染めているかとか、勉強についていけているかとか、部活は楽しいかとか
そういうことは高校生の親でも気にはなると思う。
けれど、自転車が安全なのかという部分は盲点。
高校生になると小学生の時は気にしてあげていたことを自分でできる思うし、慣れもあって気にするリストから外れている。
すごく分かる。

しかし、高校生って人生で一番若くて元気な時代が始まっていることもあってか
万能感を持つ人も居て、自分の安全に無頓着じゃないですか。
スマホを見ながら運転したって大丈夫とか、ブレーキが壊れている自転車に乗っても何とかなるとか。
そっち方面の想像力が足りていないことが多い。

友人が言っていたけど3つ不運(もしくは不注意)が重なると人は死ぬって。

例えば
1.よく確認しないで車が左折してきた
2.たまたまそこへ自転車で右側通行で下り降りていた
3.車に気づいたがブレーキが効かなかった

ほら、3つで死ぬでしょ? こじつけ? 違うの。
1がなければ何事もないし、
2が交通法規に則った左側通行だったら車に突っ込まないし、
3のブレーキが効けば間に合った(かもしれない)。

もちろん1個しか理由がないのに相手の危険運転で殺されることはあるけれど、
普通は故意でなく過失のことの方が多いと思うのです。
だから、自分でできる対策はできるだけ取るべき。
通学に使う自転車の整備は欠かしてはなりません。
3つ目の不運を消去する。これが大切。

それがね、今年は3年生の危険自転車が0台だったのです。
去年は47台中8台あった。すごい進歩だと思います。
2週間前に、保護者会で自転車点検の告知を3年生だけしたんですね。
想像ですけど、確かに今まで整備していない、と気づいた親御さんが
手を打ったんだと思う。整備は早いに越したことはないのでよかったです。

言えばできるんだから、ひょっとしたら自転車点検要らないかもなと思った。
保護者の子供への関心が良い意味で高い傾向があるので、
とりあえず親御さんに言っておけば気にするのだと思う。

3つ目の不運をなくすべく、
自転車をいつも使う人は必ず整備をね!
posted by さと at 21:00| 神奈川 | Comment(0) | TrackBack(0) | 育児 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年05月24日

公立高校にかかる費用 其の4

20250522.jpgおっとっとのイルカがパズル形式になって2つのパーツに分解されている。
なんか意味あるの? と並べながら文句を言う母娘。

さて、公立高校にかかる費用シリーズ、
2学年目に突入(笑)です。
巷の試算では30万ぐらい、というのがおよその見方です。
去年の計算でだいたい巷の試算が合っているということは分かりました。

今年度から全員授業料免除ですって!? 
と書いてあるけど去年と説明が同じなので、ガセかもしれない。間違っていたらすみません。

神奈川県は公立高校の授業料は約12万円です。
ということは、18万ぐらいで済みそうですよ。
うちはちょっと部活の費用が高めだと思うので少し超えてくるけど。

さて、
2年生の内訳。

教科書と教材費 23,640円
学年費(模試や保険、行事関係費用) 35,000円
諸会費 24,000円

合計 82,640円 

これが2年生の初期費用。
ちなみに、教科書販売の日が1日だけあって、休んだりすると
書店へ買いに行かなければならないらしい。それ、大変みたい。

あとは何があるのかな。
修学旅行費は払い終わっているけど、月賦の人はいくらか残っているかもしれない。
一応10万請求されているけど、ひょっとしたら昨今の物価上昇でもっと出さないといけない可能性もあるかな。

人によってだいぶ変わって来るであろう部分として

定期代が通年で60,000円強、
部活動が去年のベースで多めに見積もって85,000円として
別途交通費はあまり卓球の試合に行かなくなったので50,000円と見積もって

娘の場合は277,640円。
徒歩圏内で大してお金の要らない部活、もしくは帰宅部だったら10万円ぐらいで行けちゃうのかも。

ちまちまとした請求はあるので、やっぱり30万ぐらい見ておけばよさそう。

で、本来なら公立高校生は塾や予備校の費用で私立並みにかかると言う噂がありますが、
うちは塾も予備校も断固拒否されていますので、そういった費用は含まれておりません。
辛うじてスタサプを聴講しているだけ。月2000円。
ラベル:高校生活
posted by さと at 21:00| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 育児 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年03月15日

子供と同じ目線で勉強する勧め

20250312.jpg「名大の先生の宇宙の話さぁ…。数字が大きすぎて脳がバグるんだよね。

この星は1億年ほど前、最近生まれたんですね。

(我々の)天の川銀河とアンドロメダ銀河は250万光年離れていて、ご近所さんです。

どうなの、その感覚!?」

感銘を受けて帰ってきていて、二日連続宇宙の話が止まらない娘。


さて、脳を鍛える大人の計算ドリル←Amazonにリンクしています。
同じ先生の著書だけど、私が使ったのは10年ほど前のことだから、内容が進化している可能性もなくはない。

もうすっかり忘れていたけど、小1の息子さんに手を焼く友人の話を聞いていて、
小1の娘に手を焼いた記憶がよみがえってきた。

↓暴露系。
小1の6月ですでに宿題に挫折する娘の話

小1だった娘と一緒に計算ドリルの出来を競った話

勉強をやりたくないと甘え倒す娘に考えた方法。
私も一緒に勉強をして、お互いにドリルを交換して採点し合うというのはどうだろう。

当然、娘のところまで降りて行かねばならないので手加減しなければならないと思って臨んだのですが、
手加減するまでもなく、私は算数は苦手だからちょうどよかった。

出来る人はわざと間違えればいいんだよ。

「そんなの無理(きっぱり)。」←友人。

そういうものか!?
ちょっと面白かった。

一緒に勉強をして、母ちゃんも間違うと思ったら
娘は楽しくて仕方なかったようです。
このゲームは結構続いた。

確か私が負けるとこのテキストに目の前でぼろくそに勝利宣言を書き込まれるというおまけ付き。
「ハナコの勝ち〜!! かあちゃんの負け!」みたいな。

あまりに喜ぶので面白くて笑っちゃった。いつもどんだけ(気分的に)負けているんだろうという心配もありつつ。

親がお手本でなければならないという考えの人には受け入れられないかもしれない。
いいんだよ、別に。
みんな自分のスタンスを決めて子育てに臨めばいいと思う。

とはいえ、かあちゃん負けちゃったねぇ、
でへらへら過ごしても母子の関係に悪影響はなかった様子。

計算ドリルと並行して漢字を練習する娘の横で美文字練習をしてみたが、こちらは全然続けられなかった。
やっているふりだけしていたけど、全然気が進まなかったの。
出来ないことって面白くないのよ。私、悪筆すぎてどうしても直せない。
そしてある程度勝算がないと続けるのが難しい。
自分に対する絶望を深めただけで終わってしまった。

そうやって出来ないことをやってみると子供の気持ちもわかる気がするしね。
気分だけかもしれないけどね。

一緒に勉強をしてみるの、お勧めです。
posted by さと at 21:00| 神奈川 | Comment(0) | TrackBack(0) | 育児 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年03月14日

哲学への興味

20250311.JPG久しぶりにオムライス専門店の”ぽわるぅ”さんに友人と行ってみました。

ほら、卵が美しいでしょ。

今回はいかすみソースのオムライス。
半年ほど前の開店間もなくに伺ったときより数段進化していると思いますね。
設備を使い慣れたのかシェフ?

オムライスフリークの方がどう思うかは分からないけど、
美味しかったですよ!

ごはんの量とか、ケチャップライスの味付け具合とかも選べます。

卵を開くとトロトロ。
これが家で出来ないので嬉しいです。

20250311_2.JPGさて、本日娘の高校では1年生対象の講演会があり、
講演してくださったのは名古屋大学の総長。

宇宙学(物理学?)がご専門のようで、
宇宙の最新の研究についての講演だった様子。

先生は高校のOBで(OBが強者ぞろいで本当にすごい)、毎年1年生対象の講演に来てくださっているらしい。
今日はどうだったか分からないけど、名大の他の先生も一緒に来てくださったりするみたい。

あまりに偉い方なので、娘ガクガクブルブルはしながらも
どうしても聞きたいと思っていたことがあったそうで先生に質問に行ったらしい。

前は絶対になかった現象だが、娘だんだん良い方向に厚かましくなってきた。

ここからは又聞きなので、私が勘違いしている可能性もあるけれど、記録しておこうと思います。

「宇宙における生命の定義とは何でしょう。生命の研究は地球に近い環境でされることになると思うのだけど、
もしも全く環境の違う星で生物らしいものが見つかったらそれは生命と定義されるのでしょうか。」

母はそういうことを真剣に考えている君がしみじみ素敵な奴だと思う。

先生の答えは、要約すると、

科学が扱うのは証明できることになるので、
その質問には科学的な答えはなく、むしろ哲学の問題になるかもしれないね。

ということだったのだそう。

「どう思われるか分からないし、質問に行くのは怖かった。でもすごく気になっていたんだ。」

娘よ。深い学識のある人は高校生が考えていることをいちいちバカにしたりしない。
ちゃんと自分の考えていることを説明できる君は立派だ。

娘は、やっぱり私、哲学好きかも。
考えても仕方がないことをずっと考えているのが好き。
とますます哲学に興味を持ったらしい。

「哲学で仕事をする自分が想像できないから専攻はしないと思うけど、すごく学びたい。」

哲学は考える技術だというから、本当はものすごく役に立つのだが、
いかんせん、よほどの学者さんでないと結果が出せない分野のような気がする。

まあでも、学ぶことはできるよ、いくらでも。

いい環境に恵まれて、一流の研究者から答えてもらえて思うことがいろいろあるでしょう。
そういうご縁を大切に、選び取る糧にしながら進んで行って欲しいと思います。
ラベル:高校生活
posted by さと at 21:00| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 育児 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年02月23日

学年末テスト3日前

20250213.jpg初卸しで「ツボクサエキス」というのを使っていました。
密着力がすごいそうです。
だからつけたまま勉強できると喜んで反応式を書いている。
これが毛穴小町だったら上を向いたままでいなければならないそう。

明日の朝にならないと分からないけど、
今のところは潤っているそうです。

…安いのに、ひょっとして優れもの?


さて、学年末テスト3日前です。
スタディサプリを試してみたらどうだろう、という提案から
1月が経ったので、経過はどうなのか聞いてみました。
どの程度かはわかりませんが、活用しているみたいです。

もう進研ゼミはいいんじゃないのかって私は思っていて(全然活用できていない)
そっちをやめたらどうかと前に提案してみたけれど、
お守りみたいなものらしく、進研ゼミには入っておきたいらしい。
ええ〜。お守りにしては高いと思う。
ここ、お勉強激戦区なのでいくらでも選択肢があるのに。

進研ゼミ高校講座は、時々電話がかかってきて、進捗確認と勉強アドバイスをしてくれるんです。
ところが、若い世代は電話をとても嫌がるという例に漏れず、
電話自体がストレスなので、
進研ゼミから来る電話が嫌でしょうがないようです(笑)。

老舗はこうやって時代に置いて行かれるのかも。

その辺、スタサプは最先端を押さえていると思う。
質問やアドバイスを受けられるコースはチャットでするみたいですね。

とはいえ、
とりあえず試してみるだけ試してみたら?と
講義見放題でサポートがないベーシックコースを
契約しただけなので、またもや水を飲むかどうかは馬次第、

ということに。
事情は人それぞれだと思うけど、
選択肢のあまりない、意欲的な人におすすめです。

自分でどの辺が必要でどの辺が一人でできるかということを
判断することのできる人ではあるので、口出しは出来ないのです。
やりたいかやりたくないかも自分で決めるしね。
他の誰にも口を出させたくないのは私とそっくり。

「英語の先生、字が汚すぎる。先生…スウェットにジャケットだよ。
物理の先生の声がよくて寝そう…。
化学の先生の声がキンキンで音量Minで聞いている。」

とスタサプの先生に対しては勉強以外の文句ばかり垂れている。
が、予備校の人気の先生の授業は分かりやすいはず。
実際、分かりやすいらしい。
15分の細切れ講義がよいのだと思う。
60分や90分だとしんどくて、聞くこと自体が億劫になるだろう。

高校の先生もおおむねとてもよい授業をしてくださるらしいんだけど、
基本的に講義は1回だけだから、忘れるし、理解できていないと気付いた時にすぐに聞けない。

以前教卓の前の席になって分かったそうだけど、
その席は先生が自分に話しているような気分になるのですごく良かったそうです(←変態)。

娘的になぜ集団塾もしくは予備校が嫌なのかというと、自分に話していないと思うと(脳が)スルーしてしまうからだそう。
それ、学校でも同じじゃない?

一番前の席は先生に質問もしやすいし、質問に来る人と一緒に話が聞けて、
隣の子にボソッと言ったことも先生に全部聞こえてしまって、先生がそれに答えてくれるから(汗)
先生を独り占めしている感じがしてよいそうです。

もう教卓の前を指定席にしてもらえばいいのに。
posted by さと at 21:00| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 育児 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年02月12日

眼鏡を新調する

20250212_2.JPG本日は玄関をだいぶ整理。私のプロジェクト、着々と進んでいます。

娘が幼少の頃、Yさんから贈られたガラスのお雛様をやっと出す。
怒られるけど、ひな人形ってうちの子みたいに興味全くない子には無駄やなってすごい思う。
みんないつまで飾っているの?

うちのひな人形、すごく勿体ないけど
お内裏様とお雛様だけでも出す場所がない。
もともと床の間はあった家なんだけど、その部屋を潰して洋室にしてしまったから
飾る場所がないんです。

一時期娘の部屋の出窓に出してみたけれど、やっぱり入りきらないぐらいなので無理していました。
もう一人二人子供が居ればまだ無理して続けているかもしれないけど
娘、間もなく16歳(ひぇぇぇ〜)。年中行事などに興味ないから全然盛り上がりません。

そうなると、この贈り物は逆に忘れないで居られるからすごくよかったと思います。

20250212.JPGさて、前々から中学の時だったかに買った眼鏡が度も合っていないんだろうけど
本人的には似合わないと思っていたみたいで新しいのを欲しがっていました。

1月の花粉が舞い始めた日に、眼医者さんへ寄って目薬を貰ってくるついでに
コンタクトと眼鏡の処方箋を書いていただくように言いつけた。
そこから1月ぐらいまた休みがなくて眼鏡を買いに行けなかったのでやっと選んできたのです。

よっしゃ。片っ端から掛けてみるべ。
何かけても可愛いわ〜。

「やめて。」

母、怒られる。

嬉しい癖に、と被せてもっと嫌がられるんだけど、公共の場なのでやめておく。
まだ反抗期中なのよね。

母がいつも親バカ全開で恥ずかしいと思っている娘。
方向性にもよるけど、親バカは意外とマシなほうの親だと思うよ。

眼鏡チャレンジをしていると、全く似合わない眼鏡発見。
丸眼鏡がほしかったようなのですが、
どこから見てもハリー・ポッターにしか見えない。
いっそ黒縁丸眼鏡にしてはどうかと思ったけれど、似合わな過ぎて笑った。

丸眼鏡はあきらめた方が良さそう。
ハリーポッターに同意だったらしい娘、
結局私が絶賛推した最初の方の眼鏡に戻ってきて、それに決定したみたい。

これでコンタクトを外しても見えるかな。
posted by さと at 21:00| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 育児 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年01月31日

反抗期は終わり?

20250127.JPG←今年の胡蝶さん、いつもと様子が違う。この最初の2輪、逆方向を向いて、喧嘩でもしたのかしら?

それに2本しか花の咲く茎を残さなかったのに、一本の成長が著しく遅い。
植木鉢は十分大きいはずなのだが。肥料もあげていたのだが。
何がいけなかったのだろう…?

さて、娘と顔を合わせる時間が以前にも増して減ってきた気がするので
心がけて朝ごはんの時と、一緒に食べられる晩御飯の時は話をしようと思い、
今日は体育があるのね(娘のお気に入り授業)、などとどうでもよい話を振るようになったら
反抗期であまりしゃべってくれないと思っていた娘、
学校の楽しい話をたくさんしてくれるようになりました。
クラスも部活も楽しいらしくて何よりです。

むっつりしていても聞いて欲しいものかもしれない。
言うほど大した反抗もしていないのですが、
ほぼこれで終わりなんでしょうかね? まだ?

昨日は伊勢物語を題材にした合唱曲を歌っているという話で、
「芥川(鬼食いの段)」が面白いと言う娘、
「筒井筒」が(母の)お気に入りだという話も踏まえて
盛大に盛り上がりました。

娘、大人になって話が大人でかなり楽しい。

そして今朝は物理の話。

おおむね高校の先生の授業は分かりやすくて面白いそうです。
物理だけはもうやむを得ず内職なんだそうだ。
というのは、あまりに先生が賢すぎて話の内容が分からないので
教科書を読んで自分で進めた方が話が早いのだそう。
でも授業の邪魔でもしない限りは先生は気になさらず、
成績もテストの結果のみでつく授業だそうです。

「そこまで難しい内容じゃないのに、先生のお話で大混乱するんだよ。」

ということは前々から聞いていたのだけど、
先生が実験をする、と言って特別教室に移動したので、
どんな実験をするのだろうと思っていたら、

いつもの調子で淡々とモニターに文章が映し出される授業が始まり、
いつから実験を始めるのだろうと注目していたのだけれど、
全然実験が始まらなくて、いつもの授業と何が違うんだろうと訝る。

だんだん察してきて、クラスLINEが騒がしくなり
現在進行形でこれは(文章で)実験を追っているのだと皆で結論したそうです。

「特別教室を使う意味、ある?」

高校、楽しそう。
部活以外はあんまり楽しくなかったから、羨ましい。
ラベル:高校生活
posted by さと at 21:00| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 育児 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年01月29日

お弁当備忘録 2025年1月 ザ・レトルト!

20250125.JPG丼ランチジャーにこういうの、お奨めよ〜(酷いだろう?)。

うちの子は全然気にしないので
どちらかというとレトルトの袋のまま詰めて貰えた方が
ランチジャー開封時に気を遣わなくて済むからそうして欲しいと言っている。

ただ、恥ずかしい人の方が圧倒的に多いと思うので、
その場合は袋の中身を中容器に入れて、目玉焼でも乗っけておいてあげたら
それっぽくておしゃれに見えるかも。

「Kちゃんは、可愛くて高身長でスポーツ万能で勉強もできて、陽キャなんだよ。持てる者と持てない者の格差がすごくてさぁ…」

朝からぼやく娘。

陽キャってしんどそうだけどね。

「それは、言える。」

だろ? なりたかねぇだろ?
可愛い子には可愛い子の苦労がある。
いいことばかりじゃあり得ない。完璧さんはしんどいと思うぞ。

素敵〜! と思って目の保養に使わせていただけばよろし。

中3の時にたぶん(娘が思っている)カースト一軍に混ざる努力でわかったと思う。
無理しないのが一番だ。楽して生きろ。

とおよそ教育的ではないアドバイスを内心考える母であります。
陽キャってしんどそうだけどね、のところまでしか実際には発言していない。

ここからは母のボヤキなんだけど、

十分可愛く産んであげたのに(いつものネタ)
今度ツーブロックにするって言ってる。母は嫌だ。
マリクワの赤いワンピース、着てみてよ。絶対可愛いのに。

日本で暮らすのに完璧な身長だと思うぞ、娘(160p)。
日本で高身長は本当に大変だと思うぞ。服も靴もないからな(そこなのよ!)。

運動なんかしないからスポーツ万能の必要ないじゃない?

勉強ができる十分な知性も教育も授けている。そこは羨むところじゃない。君が悪い。

20250125_2.JPG←こっちは吉牛’(監修)。これも温玉をコンビニとかで買って来てつけてあげたら完璧でしょう。

結局私は袋のまま詰めるので何の参考にもならないし、
一刻も早く蓋を閉めたいので写真にとりませんが、
週6、週7で弁当を入れる(もしくは1日2個弁当を入れる)人におすすめです。
たまには楽したい。

私、日曜日は朝から仕事なので、特に日曜日にレトルトカレーをはじめとした
レトルト軍団をスタンバイさせ、お弁当に持たせられるように用意しております。

↓大きさはいろいろあるけど、最低800㎖はないと中容器に袋ごと詰めるのは難しいかも。
多くて200㎖ぐらいなので、中身だけ入れるなら600㎖でも行けそうだけど、ちょっとぎりぎりで開けづらい。

20250125_3.jpg
ラベル:お弁当
posted by さと at 21:00| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 育児 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年01月13日

小学生に算数を教えたい

20250112.jpgお客様のお子さんが高校受験中ということでした。
地元(神奈川県)の人らしいんだけど、
「こんなに高校受験って大変だっけ?」

と仰るので、よかった、私が大変すぎて白目になったのは
田舎者だからというだけではなかったようだ。
と変に安心した。

そろそろ出願が始まったかな?
みんな頑張って〜!!(←完全に喉元過ぎてる)

去年の今頃はひーこらやってるところを多くの皆さんに応援していただき、ありがとうございました。
ストレスを吐き出すための受験日記みたいになってたもんねぇ。

さて、最近小4のお子さんをお持ちの友人たちから、続けて同じ悩みを聞きました。

算数が最近怪しいと思っているの。自分で教えようと思うんだけど、よい方法はあるかしら?

算数、難しいよね。
うちの娘が小4の時も同じ悩みがあったのです。

算数嫌い(娘小4の10月の日記です)

数学は、明らかに習得が難しい科目です。

厳密な意味で積み上げの科目は数学だけだと思う。

4年生でいろいろ難しくなってくるのでつまずきも表面化するし、
全然できないわけじゃなくても、練習量が足りないがためのミスも増えてくる。
習ったことを全部覚えられるわけじゃないし、あやふやなまま進んでしまったりね。

4年生はまだ十分挽回できる。
得意にはならないかもしれないけど、基本的なことをきちんとできていればそこまで困らないと思う。

くれぐれも気長にね。
1〜2年かけて丁寧にカリキュラムに追いつくつもりで、無理しない範囲で一緒に勉強するとよいと思います。

20250112_2.jpgこの陰山式のドリル、とってもよかったよ。
ポイントは、学年別ではないこと、テーマ別であることです。
学年が1〜6年生となっていることがとっても重要です。

つまずいたところまで戻らないといけないけれど、
4年生に2年生のドリルをさせようとしても受け付けませんから。

10年以上前に出版されているから、もっといいのが出ているかもしれないです。
が、ちょっと検索してみてもこのポイントを押さえているドリルが見つからなかった。

「陰山式 ドリル」でAmazonを検索してもらうと、かけ算・わり算、小数、分数、図形など(もっと一杯ある)
テーマ別に同じようなドリルが出てくるので、1冊終わって達成感を得たら、だんだんチャレンジしていくとよいと思います。
最後の方はけっこう難しくて拒否されるかもしれないけど、7割合格でいいと思うよ。

「くりあがり・くりさがり」(たしざん・ひきざん)でも最後の方は相当面倒くさい計算になります。
テーマ別で学年を跨っているので、習っていないところに出くわしたら後回しにするといいと思います。

4年生だと、「単位」を入れてほしいです。5年生でもいいけど、「概数(およその数?)」も入れるとよいと思います。すぐ忘れる単元だから時々繰り返すとよいと思います。6年生は「図形」。

一通りやって一緒に勉強することに慣れたら、問題集を現在の学年とすぐ下の学年の分を用意するのがお勧め。
大抵教科書の目次に、その単元が前にならったどこの続きなのかということが書かれていて、
それは下の学年の続きであることが多いのです。
習う前に1年前のその単元を一度やって確認しておくと理解がスムーズになる。
学年を隠したかったら、切り取り式の問題集を買うとよいです。

20250112_3.jpg←これもお勧め。図形版も出たみたい。

最終的には練習量がその後を左右するのは確かだけれど、
嫌いにさせると挽回が難しくなるから。

何分以内で解けるように、という指示が出ているはずだけど、
時間通りに解けなくても気にしない。何度かやればできるよ、と励ましてあげることです。

気持ちは痛いほどわかるけど、ふりでもいいから親が躍起にならないことが重要です。
自分の子供が出来ないことにはイライラさせられることも多いです。

アンガーマネジメントじゃないけど、
親にとってはそういうイライラの制御を練習する絶好の場でもあります。

私もそうだけど、親御さんがあまり算数が得意じゃない場合も、
いっしょに勉強すれば小学校の算数をやり直せてよいですよ。
むしろ得意じゃない方がいいかもしれないと思います。
出来る人ほど子供の気持ちが分からなくて嫌になるかも。
posted by さと at 21:00| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 育児 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする