
依頼主に引き渡しを完了したので記録の方を。
120サイズの子供用デニム(ミキハウス)をリメイクしてほしい
という依頼でありました。
もとのジーンズはこちら大人用ジーンズと違ってサイズが小さいのでいつも作っているカバン類だと
このジーンズだけで完結させるのは難しい。
ポイントだけになってしまってこのジーンズをリメイクした感を出せない気がする。

子供の成長は精神的なものもとても早いので、
いつまでも可愛いと思っている母たちを置いて行ってしまいます。
子供はもはやクロクマちゃんを可愛いとは思わぬところへビュンと行ってしまいます。
だから子供が外で使うことを想定したグッズは違うと思いました。
とすると、
ママが可愛かったなぁと懐かしめるものにするのが正解だろうな。
外へ持って行くのもデザイン的に何だから、家で使うもの。
そこで思いついたのがツールバッグ。
お家に置いておいて使うもの。
本来サイズの2/3サイズぐらいだと思うんだけど、
どうしてもジーンズの大きさに制約があるので致し方ありますまい。
↑汽車に乗るクロクマちゃんはデニムのひざのデザイン。

今、写真でぐるっと一周外側を見ています。
土台の杏子色の布とジーンズの間はすべてポケットになっています。
ジーンズのリメイクなので、服としてのポケットはすべて生かせるようになっており、潰したポケットはありません。
解体の仕方としては、前中心と後ろ中心でハサミを入れて
↓ 前ポケットと後ろポケットを一つずつ対にしてある部分を一面に貼ってあります。

←真ん中部分は縫い付けて、半分ずつのポケットになっています。
真ん中で縫わないと、何か入れた時に崩れる。
右側の上はミシンで端処理をしてあって、
左側の上部は切りっぱなしでほつれ止めという糊みたいなので処理してあります。
この面でポケットは4つあります。

残りの半分のお尻ポケットをこちらに。
ここにポケットは2つあります。
ここも上部は切りっぱなしでほつれ止めです。
厚すぎて折って処理はできないです。
持ち手をちらちらと見せていますけど、
ベルトの内側に入っていた汽車の刺繍が表に出るように持ち手を付けてあります。
けっこうぎりぎりを縫って何とか持ち手にした感じ。

残りの前パンツ。
服の内側についていたタグを前に着けなおしてあります。
前パンツも合わせの部分は分厚いので切りっぱなしでほつれ止め。
ベルトを解体するときにベルト通しを全部取ったのでそれを二つ横向きにつけて
カラビナを一つ。
必要かどうかは分からないけど、使い方によっては便利。
空いた部分は間抜けだったので
ペッタグで「ビスケットもっと欲しい」スタンプ。
それでビスケットの茶色の転写シートをジーンズの余白に付けておいたのだけど、
若干字がつぶれてしまってビスケットだと分かりづらいかもしれない。

自立するようにガチガチにカバン用の芯とキルト芯を入れた。
若干内側がその芯が離れたので貼りなおしたりしているうちに
嫌なしわが寄ったりしている。
タグでしわを隠す(笑)。
両端の内側にポケットやペン立てを仕込んであります。
内ポケットに残りのくまちゃんをアップリケ的につけてある。
これだと使いづらいと思うので、
内側は取り外せる仕切りをつけることにした。

←これがそう。
小さな箱だけど、それなりに布は食うので家で眠っていたたぶんもう使わない6オンスデニム生地。
これはそんなによい生地ではないけれど芯を貼って箱にする分には全く問題ないので、
こちらを表に。
芯は厚手のカバン用の芯を入れてあるので自立します。
ちょっと気に入って多めに買って使い切れないでいた可愛い動物柄の布を内側に。
柄が小さいのでそんなに邪魔にならないと思う。

仕切りの箱はあってもなくてもどちらでも。
でもあった方が崩れにくいので綺麗に使えます。
小学生のお子さんが二人居るお家だから、リビングやキッチンにモノが散らかりがちになるんじゃないかと思う。
え? うちだけ?
躾けてないから?
うちは一人しか居ないのに、画材類をアホほど持っていて、
それを引っ張り出して絵を描いては放っておくので
バケツ型の収納ボックスに全部入れてリビングに置いてある。
こういうツールバッグがあるといったんここに細かいものを全部放り込んで
片付けて来なさい、とやることもできるし
目印をつけてこっちが○○ちゃんので、そっちはxxちゃんの、
とリビングに出すものを仮置きすることもできるかも。
何か作りかけのものをここに入れて持ち運ぶこともできるし
なんなら仮置きが便利なのでそのまま永久定位置になったりするかもしれない。
クロクマちゃん、第2の人生(?)を楽しんで。
お題「120デニムリメイク」以外は何も決まっていなかったので
いろいろ妄想しながら作ってみましたが、こういうのが楽しいんだな!
友達からのお題だから、お子さんも知っているし、
子供との生活について、私もこんな感じかなぁと想像することができるので
どうしていいか分からないということがない。