独唱会

独唱会というものがあって、イタリア歌曲の課題曲の中から選んで練習し、一人ひとり、顧問の先生に伴奏していただいて披露する会があるのです。

合唱部なので独唱するのはソロを貰わない限りは基本的に１年に一度のこの機会だけ。

こんな時にインフル、コロナ、肺炎が大流行しているそうで、
本番の前日に喉が痛いと言い出した。

無理やり葛根湯を飲ませ、民間療法だと嘘をついて
ジンジャーシロップをお湯で割ったものを飲ませると、
去年は嫌がった気がするんだけど、
「おいしい♪」となって
私の最後の２杯を夜朝で飲み干し、もっと作ってくれと言っている。
そしてプラシーボ効果だと思うのだけど、治ったそうです。
マジでチョロいな、娘。

まだ新ショウガあるかな？　探して大量に買い込むつもり。

独唱会では

Ｏ cessate di piagarmi
Se tu m'ami
Vergin, tutto amor
Tu lo sai

(イタリア語なので間違っていたらすみません）

の４曲から選んで歌ったのです。

娘が選んだのは

O cessate di piagarmi

スカルラッティの「私を傷つけるのをやめるか」
という曲だけど、この語感だと殴られているっぽい。（不確か）

私を傷つけるのを止めるか
それとも私が死ぬか、
（やめてくれないと死ぬぞっていう意味だと思う）

対極にある感じであまりにも似合わないが
幸いイタリア語なので全く分からん。

他に歌ってみたい曲はあったんだけど、音域的に一番楽だったんだって。

まだ上手くはないけど、音感はいいと思います。
思ったより声も通るし。

１年生でもいい声している子はたくさんいますね。
やっぱり先輩は上手。発声の仕方が違うように思いました。

でもね、合唱部なんだから、みんなで歌うのが楽しいと集まっている子たち。
一人でイタリア語で歌えって言われたら、
嬉しい子も居るとは思うけど、キビシイと思う子の方が多いと思わない、普通？

誰も敵前逃亡してトイレに立てこもったりしないの（普通しない？）。
私だったらお腹が痛くなって隠れてしまいそうだ。
みんなちゃんと覚えてきて最善を尽くして歌うのよ。

合唱部は文化部だし、勇敢という素質は要らないのかと思っていたけど、
知勇兼備でないと務まらないのね！

すごいなと思って。
25人のイタリア歌曲を聞いてきました。

時間が余ったので
結局合唱もしてくれた。
すごく楽しそう。みんなで歌うのが大好きなんだっていつも伝わってきて
ものすごく愛おしい。

卓球推しの私なのだけど、合唱部へ行くともう合唱部でいいじゃない、って思うのも本当だったりして。

舞台で歌う時より、学校の小さなコンサートに招待されるのを見に行く方が
距離が近いのでよいなと思います。

そして現在、後期中間テスト９日前なのだが、
明日もメサイアらしく、勉強以外のことを全力でやっているのは相変わらずです。

商店街のお祭り

←地元の商店街のお祭りに呼ばれる＠高架下。

外で歌っても声が抜けるので、あんまりなんだけど、
応援をしている姿勢を見せることは必要だと思うので見に行く。
他の子と違って外では一言も口をきいてくれない反抗期の娘。
一般的には女子は小学校で反抗期が来て高校にはだいたい治まっているものだと思うけど、
明かに標準的な女子より遅かったので仕方がない。成長の仕方がほぼ男子なんですよ。

外で歌うの、勿体ないからやめたらいいのにって思っているんだけど。
合唱は屋内でするものだと思う。
声は抜けてしまうし、子供がキャッキャ言っているところで、すごく勿体ない。

仕事（？）は選んだ方がいいよね、
と最近知り合ったママとこそこそ言いながら帰ってきました。

多分、高校の近くの商店街とのお付き合いが脈々と続いていて、
断れないんじゃないか、と思っているんだけど。
そうじゃなくても、
今夜はメサイアとは別の市民団体（←なのかプロなのか分からない）と歌う企画の練習もあって
どう見ても部活のやりすぎだと思うんだけど。

出ている屋台でホットドッグや焼きそばを食べて練習に向かうんだと思う。
そして9時に練習が終わって男子はラーメン屋に吸い込まれるそうだ。
娘は一緒に行きたい気持ちもあるが、午後９時のラーメンは美容上の問題でやめておくそう。

それにしてもね、
娘、にっこにこで歌っている。
多分、合唱は表情をたくさん動かさないといけないジャンルなんだと思うんだけど、
チアか何かと間違っているのではないかと思うぐらいにっこにこ。
キモ可愛い。

１年生発表会

←先輩たちからいただいた修学旅行等のお土産だそう。先輩たち、大変ね。
合唱部の先輩からも卓球部の先輩からもいただいたそう。

さて、昨日は１年生だけで作り上げる１年生発表会の日でした。
内輪だけのコンサートなので、保護者と合唱部の先輩たちが主に鑑賞するような会だったのです。

２週間で７曲仕上げるという（その間、他のコンサートの練習も目白押し）
けっこう無茶なスケジュールだったみたいですが、
この発表会の意義は、
いままで先輩の指示に従っていた１年生たちが、自分たちで小規模ながらもコンサートを
１から１０まで作り上げる練習のような位置づけらしく、
先輩たちは別室行動＋修学旅行でノータッチ。

１年生は係を決めて、発表会を開くために練習以外にもさまざまな準備をするのでした。

娘は外交係（？）という役割を振られた。
ＯＢだったり学外の先生たちに連絡をして教えてもらったりする段取りをつける役割だったそう。

こうやっていろいろみんなで手分けして作り上げていくという場面が
部活に限らずいろいろあるので、これは将来に生きるよな、と思いました。

曲目

どじょうだじょ
風のマーチ
うたをうたうとき
レモンイエローの夏
愛は時を超えて
ヒスイ
夜の歌


コンサート自体の出来は練習不足だろう、という感じでしたが、
内輪の会なので全然いいんです。保護者は何一つ文句ないんです。
そんなものです。
作り上げようとしたことに意義があるのね。

今まで、合唱部の他の保護者を一人も知らずに大会を見に行っていて、
結局誰が仲間（保護者）なのか全く分からず一人すごすご帰ってくる、
というのが多かったのですが、今回は二人の保護者とお話できた。
みなさん、やはり大会に通っているのだけれど、仲間が分からず、みたいなことになっているそうで。
よかった、私だけじゃなかった。

合唱部ってあんまり中学にないので（娘の中学の隣の全国１の規模の中学にはあるようだが）
合唱始めての子がほとんどなんですよ。
だから、うちみたいに兼部も多くて、
「サブで入ったと思っていたらいつの間にかこっちがメインに…」
という子もたくさんいる。

私的には、卓球はどうなった！？
と思っているんだけど、仕方がないのよね。
もう練習をほとんどさぼっていて試合にだけ出ているので、
図々しいわと思う私はほとんど試合を見に行っていません。
相方のＷ子ちゃん、どう思っているんだろう。心配だ。

話に共通するところは、合唱部の１年生は
先輩たちがすごく好きらしい。
コロナのこともあって、もともと超名門だった合唱部、廃部の危機にあったそう。
それを３年生の先輩たちが運動部と兼部しながら立て直したそうなんです。
もと担任だったという卓球部の顧問の先生が、
「私は去年、合唱部の部長のＮの担任で…」
と誇らしげに語るほどの優等生らしい。たまに喋ってくれるのを見かけるけど、本当に「人生何週目！？」て思うもの。

２年生もしっかりしているし…。
中３の時の学校見学で出会って、自立の精神がすごくて、大人よりもしっかりしているので
合唱部が高校に一目ぼれした要因の一つだったのです、たまたま。
すごいなぁと思っていたのだけれど、それはこの子たちだったんですよね。
あまりにしっかりした集団なので、あの感じを見習ってほしい。

それに比べれば１年生は可愛らしいなぁと思います。
１年違うとこんなに違うものなのか、それとも１年後には先輩みたいになるのかな。

お話した保護者のおひとりが、
もともと吹部で、当然吹部に入るものと思っていたのが
合唱部に感動して合唱部に入った、と。

３年かけて吹部の活動を追いかけて、やっと吹部の奥の深さを理解し始めたのに
また最初から合唱を追いかけて勉強していくのかぁ…。という葛藤があるという。

全く私と同意見。卓球、すごい面白い！と思い始めた矢先に
まさかの合唱部で、また一から「寝るかもしれない」と思いながら追っかける。
（メサイア、怖いわ。）

こういうの、一人っ子親の特徴で、
集団にもよるけれど、感覚的には半分ぐらい一人っ子親なので（娘もそう言っている）
いいか悪いか別として、しっかり子供の活動を追いかけて理解に努める親は多いです。
良く言えばそういうことですね。

来週今度は保護者の集まりがあるので
みなさんのお話、いろいろ聞けるかな。
たのしみです。

クリスマスコンサート「メサイア」

第57回クリスマス音楽会 ヘンデル「メサイア」全曲

めちゃくちゃ分厚い楽譜を持って帰ってきた。

楽譜1冊持ってくるたびに、それが違うコンサートの演目だと分かって親的には多すぎないかと思っているところ。
社会人も含めた合同練習は夜遅い。
少なくとも2本は社会人との合同コンサートを抱えていて
22時帰りの日が週2である。近づいたらたぶん増えるよね。

一つはこのコンサートで
もう一つは2月に本番があるそうだ。
それまでずっと継続的に夜の練習が開催されるのだと思う。
う〜ん、いい経験かもしれないけど、仕事じゃないんだから
何個もコンサートを抱えているのはどうなんだろうね。
今、なんだかいろいろ病気が流行っていて、本番前は気を付けなきゃとか
言うものの、常に本番前じゃない？

メサイアは
有料のちゃんとしたコンサートらしい。
3つの高校が集まって時々合同練習をしていました。
ざっと80人ぐらいは高校生が居ると思うんだけど、社会人と合わせて舞台に乗りきるのだろうか？
要らぬ心配をしてしまう。

全曲ってことはたぶん余裕で2時間たっぷりってことよね。
楽譜の厚さからして2時間で終わるのかなって…。
ハレルヤしか聞いたことがないのにどうやって寝ないでいられるか分からない。

恐怖におののく母。
新しい世界の扉を叩く娘に導かれて合唱を聴いて回るこの頃ですが、
これは難易度が高そうだ。
多分今までで一番鑑賞者として難易度の高い舞台に違いない。

関東合唱コンクール 神奈川県大会

この地域の台風は特に大変ではなくて、
今日は何事もなかったかのように普通に猛暑日。
昨日お日様が出なかったので奇跡の30度だったのに、
今日は37度予報だよ。嫌になる。

さて、週一でコンクールに出ているクレイジーな部活で、
今日は神奈川県合唱コンクールとのこと。

昨日台風で学校お休みとなりました。ゆっくり休んだ方がいいよ。
なんせ、今年8月15日まで一日も部活休みがなかったんだから。
（稀に一日ぐらい休みがあってもなぜか卓球の試合が入る。）
しかも基本9時から5時まで。

で、開催されるのは11時からだというのに5時半起きで7時半に学校集合。
多分練習してから行くっていうことだと思うんだけど、本当にクレイジーだ。

今日も3年生が全員出演しているようでした。
本人たちの希望によると思われる。

「おなじ釜の飯を食う」機会が多いのよ。
必然、居場所になって青春万歳みたいな部活のようです。
それはよいことだけど、卓球、本当にどうするんだろう。

今日は県立音楽堂。古いけどいいホールだと思います。
今日は娘所属の合唱部、特別男声の割合が多い日でした。
男女比5：3ってそうそうなさげ。
これはこれで、バランスを合わせるのは難しいんじゃないかという気もします。

課題曲は黒人霊歌の　Deep River
自由曲は　混声合唱とピアノのための「こいうた」から　恋よぼくらふたりの…

昨日、歌詞解釈について家族でさんざん話し合う（笑）。
どうも、古い詩に曲を付けているらしく、
詩が難解。

曲も難しそうで上手くいっているのかどうかもよく分からなかった。
ただ、混声合唱の男子多め、聞きやすくてよいです。私は好き。

結果は銀賞だったそう。

Ｎコン本選 2024

Nコン本選。
県別で予選をして全国までつながる大会なんだけど、
Nコンはかなり権威があるみたいで神奈川県の高校だけで３０校が予選を戦い、
１１校が本選に出場しました。

予選の時、とてもいいと思っていた娘の高校ですが、
本日は、「どうした？」という出来で…。

多分疲れているんだと思う。

２週間連続で遠征しながらNコンの予選を戦い、
一昨日総合文化祭から帰ってきて、休めばいいのに昨日も午後ずっと練習。
そして今朝も練習してから本選へ。
その合間に皆体育祭の練習もしているので、
合唱部にしては体力がある方の娘も、今朝は起きてきてまた寝ていたぐらい
疲れていました。

声が出ないのね、そもそも。
あほのつけというか、ヤキが回った感じかな。

これは惨憺たる結果になるだろうと思って、合唱は全部聞いたけど、審査結果は聞かずに帰りました。

面白かったのは、混声合唱をする予選団体の方が多かったように思うのに、
本選には混声は４校しか出ていなかったのです。
確かに男子が邪魔している団体は結構あったと思う。

本選はどこも上手かったけど、突っ込もうと思えば突っ込みどころがあったのです。
一番突っ込みたかったのはまさかの伴奏が邪魔（大人だから先生だと思うんだが…）で減点されたに違いない団体。
ソリストみたいな演奏をして自分が目立つんですよ、ピアノが。おいおい。

７校は女声合唱。
本命の呼び声高かったS女子高が頭一つ抜けていました。

ここだけは全然隙がなかったです。
中高一貫の高校受験なし学校なので、
高校合唱部はいつでも完成度が高いそうです。
まあそれだけではないと思うけど。
指導者に恵まれていて、生徒にも情熱がないと。
とにかく素晴らしかったです。

高校なので、他部から助っ人が呼ばれることも多々あるらしく、
予選の段階では
軽音に所属しているはずの中学時代の友達が助っ人に来ていたのに偶然会ったりしたそうです。

今日の本選にも、４月に偶然(登戸たまがわマルシェで)会ったＩ高校が参加していて、娘の友達がさらに運動部の共通の友達を助っ人で呼んでいた。

あれ？
あの背高イケメンはＫだな？　
と遠い２階席からでも識別できた。

そのまま合唱部に所属しちゃえば？
そしたら大会のたびに見かけられるのに。

こうして、暑い夏は終わるのかと思いきや…

「明日はＳ高校と合同練習だから突撃して同じアルトさんに連絡先交換してもらって来たよ〜。ノリが一緒で話しやすかったよ〜。秋に共演するんだ〜。」

またおバカさんたちが（相手、名門校だけど）一緒になってすごい相乗効果を生むんだろうな。

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神奈川県コンクール　放送予定
★Ｅテレ（関東地方）　８月２９日（木）深夜

★ＮＨＫ−ＦＭ　神奈川県内向け放送（横浜・小田原）
中学・高校の部　８月２９日（木）午後４：００〜
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全国高等学校総合文化祭が終わりました

都会っ子、（ごくふつうの）田舎の風景が好きみたいで
けっこう写真に撮ってきた。

この写真は十津川らしい。
九州のほうは分からないけど、中部より東側にすごく大きな川が多くない？

さて、
全国高等学校総合文化祭（文化部のインターハイ）は終わった模様。

合唱部門はお祭りみたいな感じで、
特に順位争いをすることもなかったそうです。
同じ高校の地学部が奨励賞を貰っていたから
順位がつくようなカテゴリもあったのだと思いますけど。

出場団体を見ていると、
学校ごとに出ているところはむしろ少なかった印象で
県の合同チームが多かったように見受けられました。

ひょっとしたら、少子化の波だとか、
働き方改革に代表される昨今の諸所の理由での部活動の鈍化で
県によっては「合唱」というカテゴリで学校対抗ができないのかもしれません。
都道府県別には全人口が100万人に達さないところも10県ぐらいありそうです。
川崎市だけで100万人を超える神奈川県（900万人以上）とは事情がだいぶ違いそう。

○○県選抜、のようなチームが多かったみたいです。なかには200人規模のチームもあったそう。
それは素晴らしくなりそうだ。
どこのチームも非常に洗練されていてよかったそうです。

娘の所属校は３２人で臨みましたが、
男子の方が多い、というのは合唱部としては特筆すべきことらしく、
そのように紹介されると、会場がどよめいたそうです。

学校の特徴でもあるのだけど、
リーダー気質の人が多くて、躊躇なく盛り上げ役を買ったらしい。
人目を気にする田舎の子にはあまり見られない行動なので
人によっては驚いたかもしれない。羨ましいと思われている気がする。

「ガラが悪い。」
と思われたかもしれないと言っていますが、君らがガラ悪かったら、一体誰がガラがいいんだか。

先週に引き続き2泊3日で遠征したので
部員の人たちとよりよく知り合えてきたみたいです。
学生の醍醐味よね。高校生活が最初から全開にアクセルを踏み込んでいる感じで
もう夏は一日も家に居ません。人生も夏に向かっているのでしょう。

（でも恋バナは全く出ないんだって！　確かにみんな地味には見える。）

遠征費が予算を超えたら

↑　ちょっと主劇場の画像をお借りしてきた。

明日の第48回全国高等学校総合文化祭、合唱部門はこちら可児市文化創造センターにて開催。

地方都市に使いこなせないようなすごいホール、時々あるよね。
贅沢。

この手の文化施設って地方では本当に元が取れないと思う。
３時間２万円ぐらいで貸してもらえるみたいでぶっ飛んだ。
東京で同じレベルの会場にどれだけお金がかかるか考えたら本当、冗談みたい。

楽しく歌ってこられるとよいですね。
ちょっと岐阜まで行く気力がなかったので今回は聞きに行きませんけど。
無料なのでお近くの人がもしかしていらしたら、どうですか、合唱？


さて、「最初から車中泊で帰ってくるプラン」は
親がお金を出しますから、でとりあえずなかったことになり、
明日も一泊してから翌日ゆっくり帰ってくることになりました。

（お金が足りないので車中泊しますっていうプランが発表されて私、どん引き。
確認できないけど、たぶん他も似たり寄ったりの反応だったんじゃないかと思います。）

最初親がちょっと待ったとなって、意見がまとめられて提出された時には、
全国大会に派遣する補助金が一部活につきいくらと決まっていて
部員が増えているのでカバーしきれない（大して部員いない）。
公立ですから親御さんにあまり出させられないと思って、

という感じでそうなったいきさつが説明されたんだけど、

公立の生徒の親に（必要な）お金を追加で出してってそんなに言いづらいものだろうか。
公立って別に貧乏だから行くんじゃなくて、単純に主流。マジョリティ。　
確かに特別なお金持ちは少数派かもしれないけど、別に普通だから。

ましてや神奈川県代表で全国大会に行く高校生がお金がないから車中泊なんて
親的には勘弁してほしい。出します、一泊分ぐらい（たいして違わない）。
それができない家庭がある場合に救済措置があるとよい、ぐらいの感じで補助金の分配を考えれば
よいと思うんだが。

まだ生徒が根拠を固めて先生に掛け合うような学校だから問題が親にも見えやすいけど、
そうでなかったら何も知らないうちにしれっと子供を
バスで１泊させましたって言われてしまいそうで本当に嫌だ。

それもいやだけど、本当に教育にお金使わないよね、行政。
（体育館にクーラーを入れられないもんかな？　連日外３７度なのに部活やってる。体育館の中、蒸し風呂状態。）
もっと教育にお金を使って欲しい。
今回、本当に切実に教育にお金がきちんと使われていないこの国、と思った。

Nコン予選 2024

↑　相模原グリーンホール。

Nコン2024/NHK

先日２泊３日の合宿からご機嫌で帰ってきた娘。
体調が良くなってからいろいろ話を聞いて写真を見せてもらったんだけど、
ほんと、楽しそう。仲良しみたいです。
バスの行き帰りを心配したけど、もう人狼ゲームで盛り上がって行ったらしく、
バスに乗るたびに一人で吐いていたのが嘘のよう（何しろ修学旅行も大変だったものだから）。

そして帰ってきてから合唱部の合宿土産、信玄餅を持って卓球部へ行って配る娘。

卓球部から裏切り者として追い出されそうなものなのに、
マメな男子からは
「おいしかった、ありがとう♪」とＬＩＮＥが来ている始末。

何なの、この世渡りウルトラCは？
本当にそれでいいのか！？

ちなみに兼部は多く、文化部との兼部はもちろん、娘のように運動部と兼部も居て、
この合宿の後に運動部の合宿に行っている友達もいたらしい。
「ドあほ」しかおらん。（←最大の賛辞を送っている）

前に合唱部のコンサートに行ったのが、文化祭の時だったのかな。それから２か月ほど1か月が経過しました。

文化祭の時は、ここから８月までに仕上げるのは大変だろうなと思ったのだけど
早弁しながら昼も夜も、合唱している彼ら。
夏休みも9時から17時まで合唱していて、ホワイトな会社状態。（娘は半分卓球。）
「あほ」すぎて（←褒めている）笑うと思っていたけど、
今日はもう、始まった瞬間、

うちの子らしか勝たんわ〜、これ絶対本選行った！（←親はもっと「あほ」だった。）

と１曲め半ばで心の中で勝鬨をあげる。
ちなみに出場出番は３番で、まだ後に13団体残っていた。
おバカすぎる？　そうね、わかってる。

前とは全然違ったわ。
これは楽しいだろうな。勉強がどうでもよくなるのも分かる。
もうあきらめよう。
負けた…。
合唱に負けた（涙）。

本選は1週間後。
その前に全国大会に出かける彼ら。ほんと、あほすぎて笑う。（←しつこいけど褒めている）。

文化部の全国大会

←高校の運動部にはインターハイというものがあるじゃないですか。それの文化部版があって、今日は神奈川県代表の派遣激励会があった模様。今年の全国大会は岐阜で行われます。

基本的に卓球部の娘、自分は予選を戦っていない（先輩が去年予選を戦って手にした栄誉）のになぜか合唱で全国大会に出ることになっている。ちょっと不思議に思うけど。
娘、音楽の素養はゼロに近いものがあるので、本当によくわかりません。
今週は合唱部、文化祭が終わったから今週は卓球部、と1日も休みがないし全く家に帰ってこないんですけど。

小学校の時に仲が良かった友達が、中学から私立に行って学校が離れたんだけど、
将棋で名前がリストアップされていて
会場では会えなかったけど、連絡を取ってみたと言っていました。
（誰？って思われていないかしら？）
小学生の時はゆるふわの可愛い女子だったけど、
今の娘、どこから見ても男子なので、会っても分からないだろうな。

一方の彼も小学校の卒業式のツーショットが残っているけど
小柄で可愛い感じでお別れして、今高1なわけだから、絶対変わっているだろう。

おなじ町に住んでいるから会いそうなものだけど、遭っても分からない気がする。

岐阜では会場が違うので会えないそうですけど、
全国大会に派遣される数少ない名簿の中に小学校の仲良しが偶然居るってすごい。

それにしてもいろんなジャンルがあるんですね。
へえって思ったのは、

吟遊剣詩舞。

吟じながら剣舞をするってことかしら？
想像がつかない。
剣舞って日本であまり聞かない気がする。
中国が舞台の歴史小説に出てくるイメージ。

バトンワトリングは文化部なのか。ダンスや新体操に近いのかと思っていたけど。

何でも激戦区、神奈川を勝ち抜いた各団体・個人の皆さん、
よい結果になりますように。

文化祭 2024

生徒や学校が分かる写真は貼れないのでガーランドまで消してすみません。

ここは合唱部の発表会場で、学年集会が開けるので座席が200〜300の間ぐらいはあるのかなと思いますが、
金曜日は平日でそんなに席を埋められなかったというこの会場、
土曜は満席かつ立ち見がたくさん出ていました。
大盛況。
半分以上が1年生だけど、頑張っています。
本当に歌うのが好きなんだなっていうのが伝わってくる。
男子の方が多いんだけど、バランス的にはとてもよい気がします。

文化祭自体が大盛況。催し物のある建物は身動きするのが大変なほど。
私達は最初に名物、ウォーターボーイズ（男性版アーティスティック・スイミング？）の公演にプールに行きました。
公立らしく、プールはボロッボロ。日よけもほとんどない。そこにびっしり観客が。

普段競泳をしている水泳部が文化祭の為に頑張るこの公演、
今年は文化祭が2か月早まったので2週間ぐらいしか練習できなかったそうなんですが（高校は6月が県総体）、
誰も恥ずかしがったりせずに堂々と、にっこにこで、
キツイに決まっている演技を30分も披露してくれました。かっこよかったです。

教室では、飲食系はもちろん、お化け屋敷やら、おまつり縁日やら、様々な催し物を各クラスで企画して作り上げていました。
教室の外側も作り込み、クラスにもよるけど内側もクオリティが高いし、そんなお金をかけられるわけじゃないから
アイデアで勝負していて、素晴らしいと思います。

あまりの人出にどのクラスも長蛇の列になっていて、いったいこれをさばくのにどのぐらいの時間がかかるんだろうと思いました。
数百人は並んでいそうな教室もありましたけど。

他は並ぶ気がしなかったので、辛うじて娘のクラスだけは見に行ったけど、なかなかでした。
カジノがテーマで、
本当によく考えられていました。
何パターンも映像を用意して（編集も凝っている）誰が食堂ダッシュの一番か賭ける「競人」。
一度だけ、オッズ300倍の映像が流れて、当てた人が居るそうです。楽しそう。
ルーレットも本気の手作りでした。
ほんと、娘の言う通り、さすが美専です。
娘はブラックジャックのディーラーを担当していて、
なぜか2度連続でブラックジャック（引いたトランプの合計が21になる）を偶然出したので、いかさま説が流れたそうです（爆）。

そして、合唱コンクールの最下位を挽回する
催し物部門第3位に輝いたそうです。
よかったね！！　おめでとう。

すごいなぁ、高校の文化祭ってこんななんだ。
あらゆる意味で母は娘との格差を目の当たりにしてしまう。

ここ1週間、文化祭に賭けているおバカさ加減に私の好感度はMaxです。
ほんと、パワフルだ。若いってすごい。
親もA高校のファンになると、繰り返し言われているけど、本当にそうかも。

みんなちゃんと喋るしね。
高1だろうと社会人みたいにちゃんと話せるんですよ。
合唱部の3年生に至っては、何年社会人やってます？　みたいなしっかり加減でした。
ほんと去年の夏の見学から思っていたけど、生徒の自立レベルが相当高度。
うちの子、ついていけているのかしら…。そっちが心配。

高校が面白すぎる。

アニバーサリーコンサート当日

あんまりちゃんと案内に目を通していなくて、

すごくチケットが安いし（2000円）、川崎市フランチャイズオーケストラって聞いたこともないと思っていたら、
実態は東京交響楽団のことで、最初にビックリ。（←ちゃんと案内には書かれていた。読み飛ばしただけ。）

東京交響楽団って名門やん？　そんなにチケット安くていいの？

ミューザ川崎に拠点を置いている模様。
ミューザ、私は初めて行ったけど、すごく贅沢な音楽ホールで
ここに拠点を置けるなら、川崎市に身売りしても構わないということか…（いやいや、そうではないと思うけど）。

娘、音符も読めない状態で合唱部に入って、まあ一曲歌うだけの
子供合唱団とはいえ、いきなり一流オーケストラと共演するんだ。

指揮者が正面から見える位置から鑑賞できるなんて、ものすごく印象深いに違いない。
しかも、パイプオルガンのすぐ下の席。
これは娘にとっても非常によい機会。
（どこからでも娘が見える症候群なので、会場に入った瞬間娘が居る位置が分かった母。）

すごくよいコンサートでした。
ファミリー向けのコンサートをしてくれたんだとは思うけど、
未就学児もたくさん来ていて、曲目も誰でも聞いたことがあるような有名どころばかりで
しばらく離れているうちに、クラシックコンサートも変わったなと思いました。

指揮者（マエストロ）がおっとりと楽しいおしゃべりをしてくださるんです。
テンション高めのナビゲーターのお姉さんとの掛け合いも楽しく、
客席を上手に煽って下さって…。

東京とその近郊であれば十分集客できると思うけれど、
長い目で見れば、もうこうじゃないと生き残れないのかもしれない。
よく分からないけど、楽しい反面心配なのでした。

とはいえ、当日券なんてほとんど売り切れ寸前でしたけどね。

パイプオルガンが生で聞けたのも収穫。

パイプオルガンが併設されているホールなんてそうそうないので
なかなか機会に恵まれません。

パイプオルガンをお見せしたかったので、このすぐ下の席を埋めていた合唱団を丸ごと写真から消しました（ごめんよ）。

行ってよかったです。
大人向けのコンサートにも行きたいなぁ。

登戸たまがわマルシェ

「登戸のマルシェで合唱部は新人デビューするの。」

という娘から、行動予定表まで渡されて、
これは「もちろん見に来たいんだよね？」と　
疑いなく娘が思っているからであると考え、行くことにした。
娘の出番は１曲だけ。しかも野外。
音楽系のイベントはPAが調節できるようなエレキなジャンルは別として
室内に限ります。屋外で合唱など、もってのほか。（←個人的な意見）

まあしかし、合唱部がすごく楽しいらしいので、
応援している姿勢は見せておかねばならないので行くことにした。

「マルシェ」というのでちょっとおしゃれな感じなのかなと思っていたのだが…

↓ま…まるしぇ。河川敷のイベントだから、写っているのは1/3ぐらい。
これ、名称、「たまがわ祭」でよかったんとちゃう？



おしゃれなマルシェに来たかった。色とりどりの朝採れ野菜やフランスパンを売ってくれる市場。

やさぐれてビールを飲んじゃおうかなと本気で思ったけど、カップが透明。
万一ビールを飲みながら見ている保護者が演者から見えたら、
私、のっけからアウトやなと思って我慢した。

娘たちの出番近くになるとデュオで歌っているお姉さんとギターのお兄さんの出番に
嵩の高い若者たちが集まってきて盛り上げている。
明らかに子供を意識した選曲だというのに男声の盛り上げで小さい子が近寄りがたくなってない？

ガラは全然悪くないけど、体の大きな若者が集まるって絵面は怖いな。
出演者だと気づかなかったうちは演者のお姉さんもちょっと怖かったと思う。

後でわかったが、それが娘の先輩たち。合唱部、男子の方がはるかに人数多いんだね。
理論的には高音の方が響くから低音パートの人数は多めの方がいいと思うんだけど、どうなのかね？
中学生を見慣れている状態なので、高校生は本当に大きいなあと思います。
そりゃそうか。大人サイズだもんな。
すごく気さくで素敵な先輩たちなんだそうな。

野外では、全部音が空に抜けちゃう。野外でこれだけ歌えていたら、ホールで聞くとかなりよいと思う。
ほんと、ホールで聞きたいよ〜。
1年生のお披露目（？）が1曲あって、歌って踊って、娘、楽しそう。
良かったなと思って帰ろうとしたとき、客席側に居たでかい男子たち二人に呼び止められる。

「ハナコのお母さん？」

ぎょぎょっ！
なんとこのでかい男子たち、ボーイスカウトのうちの子たち。
当たり前だけど、小さかったんですよ。ほんと、見上げなきゃいけなくなった。
なんだ、君らか。見るたびに見違えるな。なんでこんなところに居るの？

ひょこっと彼らの後ろから出てきた可愛い女子（同じくうちの子）、
近隣のＩ高校で合唱部に入ったのだとか。

「私も出番があったので、二人に見にきてもらって、最後にＡ高校の合唱を見てから帰ろうとしていたら、ハナコちゃんが居た！　会いた〜い！　ハナコちゃんに会いたい！」（←この純粋さがたまらんね。）

美術女子の彼女が合唱部に入るとは。
彼女、ママの話では高校見学の時は美術部巡りしていたらしいし。
卓球女子のハナコが合唱部に居るのと同じぐらい意外性がある。

高校生の気分なんかそんなものか。

引き上げようとしている娘を無理やり呼び止めて引き合わせてから帰途につく。
みんなを裏切ってそそくさとボーイスカウトをやめた娘を
大事に思ってくれている仲間たちに、母、感謝する。
そしてこの彼らの成長をこうしてたまにでも垣間見られることが喜びであります。

危なかった。ビールをあきらめて大正解。

本当に兼部を始めた…

←　アンクル・ウォルター。咲きはじめた。

さて、娘、合唱部に入部届を出して、兼部に乗り出したらしい。
娘的には人と合いそうだと思ったらしく、はっちゃける場が必要、と合唱部を選んだ。
同じクラスの子も居て、おとなしい子だと思っていたら、私みたいな子だった！（←とても嬉しかったらしい）

そりゃ、みんな様子見しているから普通に見えるけど、
あんたたち、方向性は違っても漏れなく変人だと思いますよ。（褒めてます。）

これで、確実にフラメンコに復帰する線は消えるな。
だって、１週間１日も休みがない状態になるはず。

どっちかにしないの？

「卓球部をここで諦めたら私の３年間、なんだったの？？」

う〜ん。卓球をしに高校に来たのは知っているけど、
勉強しますっていう誓約書、書いたよね？？（←心の声）
まあいいか。学校がだんだん楽しくなってきたみたいだから、
娘が楽しめているならそれでいいや。
それ以上のことを望むのは野暮だな。
健康で、学校が楽しい。よく考えたらそれで十分だった。

もうすでに合唱コンクールと文化祭の相談が始まっていて
デザインチームがクラスTシャツの企画に動いているみたい。
勉強以外のことはフル稼働。

最初は、片道１時間近い通学時間と、満員電車でもう行くの嫌だって言い始めて焦ったんだ。
小学校も中学校も徒歩５分だったもんね。

「電車で勉強しようと思ってたのに、あんなに混んでたら無理だ！」

最寄り駅から出発すると、隣の乗り換え駅が悪名高い混雑駅で
二度と嫌だと言って、２番目に近い駅へ３０分かけて歩いていくようになりました。
その間、ワイヤレスイヤホンで音楽を堪能しながら歩いている。
耳をふさがなくて外の音は全部聞こえるので危なくない。

「歩くのが一番痩せる。
８時前に駅についたらそこまで混雑していないから何とかなる。」

痩せる必要、ないと思うけど。
その電車の間にどうやら勉強しているらしく、進研ゼミのアプリが行き帰りで４０分ほど稼働しています。
娘なりに勉強時間が取れないことを気にしているんだと思う。

その後、卓球部はどうなったかというと。

同級生の男子は思っていたより大勢入ってきてくれて、個性的だけどちゃんとコミュニケーションが取れる子たちだったみたい。
先輩たちはどうも、優しいんだけど話してくれない人が多いらしい。

「今まで女子部員が居なかったからかなぁ。」
優しいな。たぶんそういうことではない。

コミュニケーションを取るのが男子でさえも大変らしく、その辺は戸惑っている子も多いらしいのです。

だから、自分だけじゃなかったと思って安心し、
そう考えると卓球部も大丈夫と思えるようになったそう。少なくとも同級生とは話せる。
Ｗ子ちゃんもいるしね。
話せる先輩もいるし、優しいことはわかったから、卓球を続けるにあたって支障はないそうです。
もう慣れたんだ。

娘はやることはバカっぽくて、一見すごく子供なのかと思いきや、
自分と違う人にとても寛容という意味ではものすごく大人。
みんなが嫌だと思う人を面白がることはあっても、簡単に嫌いにならないみたい。

正しいか間違っているかとか、個性なのかわがままなのか、普通とか普通じゃないとか。
清濁併せ呑む大人になるまでもうちょっと時間がかかりそうなものなのに、
そういう意味では余裕で大人なんですよ。
私はなかなか大人になれなかったなぁ。
持って生まれているのか、それとも対人経験の豊富さのせいなのか。

話しぶりから学校生活に馴染んできたみたい。
よかった。１週目は満員電車と様子見のクラス、会話が成立しない部活に疲弊していたけれど、２週目が終わる頃には持ち直した。



↑　お弁当備忘録。

昨日とぱっと見あんまり変わらないが、
メインはサーモンカツレツ（ほうれん草入り）、晩御飯で１本残ったアスパラを入れたった。



保冷を兼ねて冷凍マンゴーを試しにヨーグルトに入れてみたが
大成功だったらしい。

合唱部に昼練があるから、お弁当はおにぎりにしてほしいらしい。
逆にちょっと不満。